表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

40/53

第40話

 夢。

 ここは……。

 自分は宙に浮いていた。精霊の森全体を俯瞰(ふかん)するように、木よりも高く飛んでいた。

 これは……幽体離脱というやつか? それとも、俺は死んだのか? ……にしても……。

 精霊の森は広かった。どっかの世界の森のように、果てが無いようにみえるほどの広大な森だった



 太陽が昇ってくる。眩しいオレンジ色の朝日は、精霊の森を染め上げ、幻想的な風景を作り出していた。

 綺麗な朝日だ。ん、あれは?

 朝日を受けて森の中で光る一本の筋。その筋はキラキラと眩しく光り輝いていた。鬱蒼とした森の中で光るその筋。まるで何かの道標のように曲がりくねりながら、その先にある強く光る場所へと続いている。そこで俺は目を覚ました。



 ――はっ…………。さっきまでのは……。

 俺は昨日の夜に気を失った樹洞の中で目を覚ました。森の中はまだ暗い闇に閉ざされていた。

 ……さっきの光を目指すとしたら、ここから……。

 俺は暗い森の中で歩を進めた。すると徐々に日が昇るのを感じ始める。



 急げ!

 夢で光の筋の始まりが見えたところは細い細い川だった。どこからか漏れ出る水の跡といった程度の水。水の流れる跡の発見と同時に、それは光りだした。こんな鬱蒼としたジャングルの中で、水の跡は朝日に照らされて輝きを持ち始めた。

 ……行くか。

 俺は唯一の手がかりである水の跡を辿って険しき道を進んで行く。


1分間の読書、ありがとうございました。

また今日の18時に会えることを願っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ