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第38話

『精霊の泉へ行って精霊様と出会い、そして加護を貰うことが出来たら、新たな力をお前は付けることがきっと出来るだろう。ただし、そこまでの道のりは大変厳しい。過酷な旅になること間違いなしだ。覚悟しておけ。……まぁ、この話は眉唾ものなんだがな』



 ったく、眉唾もんにでも、今はすがるしかねえんだよ。

 俺は今、精霊の森へと来ている。ここで待ち受けるのは試練にあたる数々の魔物たち。こんなピリピリとした緊張感が肌を襲う森の中で、どこにあるとも知れない精霊の泉を見つけて精霊様と出会う。力を手に入れるにはこれだけ難易度の高い試練をクリアしなければいけなかった。



 精霊の森に入ってからは太陽の光はほとんど差し込まず、鬱蒼とした森の中を歩き続けていた。魔物に出会う頻度も高く、足場の悪い中闘うため、非常に苦労する。一歩間違えれば、精霊の泉を見つける前に命尽きてしまう。



 はぁ……はぁ……はぁ……。

 ぬかるんだ土。ジメッとした重い空気。行く手を遮る魔物たち。俺の体力を(ことごと)く削っていく存在は、休むことなく俺へと襲いかかる。大した装備も持たずに一人飛び出した俺は、飢えと乾きを癒すために得体の知れない木の実を食す。

 くそっ。自分が今どこにいるかわかりゃしねえ。迷いの森だな、こりゃ。

 俺の一人武者修行もとい精霊の泉探しは続く。


1分間の読書、ありがとうございました。

また明日の18時に会えることを願っています。

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