第14話
風属性を無理やり最強にしてみました。ごめんなさい。
風とは空気の流れだ。そして空気とは複数の機体の混合物からなるもの。それは窒素や酸素などなど。地球から来た俺が普通に暮らせているから、それらはこの世界でもほとんど同じだろう。中には魔力素なるものがあったりしてな。
つまり風魔法で風を生み出すということは、空気を操る、窒素や酸素などの原子や分子を操ることとなる。原子や分子の存在、風の仕組みなどを理解していた俺は、最弱と言われている風魔法を最強の魔法へとさせたのだ。先程の《水弾》も水分子を操って水の塊を四散させたのだ。
「げ、原子? ぶ、分子? なんだのだ、それは……」
ま、目に見えないものを理解しろってのは難しいよな。
風魔法は俺が使うことで最強の称号を得たが、それと同時に最悪の称号も得たことだろう。それは生物の《分解》だ。
俺が寝泊まりしている部屋にいた虫に《分解》を使ったことがある。結果は予想通りだった。小さい虫だったが魔力の消費は半端無かった。魔法を繰り返し使うことで魔力はすごい勢いで増えてきたが、それでも魔力の殆どを持っていかれた。人間に使うとなると俺は魔力欠乏で気を失うだろう。この魔法は容易に使う魔法ではないのだ。
1分間の読書、ありがとうございました。
また明日の12時に会えることを願っています。




