「名作台無し劇場」。
先に謝罪しておきます。
本気で馬鹿な話で申し訳ない。
寒暖差が大きくなってきましたね。
日中は日差しもあって、服装によっては暑く感じる事もありますが、夕方には肌寒く、夜には何か羽織らないと寒くなります。
昨日は木枯らし一番だそうで。
換気扇を回すと時間の半分くらいは逆回りをするような突風が吹いていました。
そんな強風でしたので、落ち葉が舞いあがり、小枝が道路の真ん中に陣取り、といった具合でした。
紅葉もまだなのに、枯葉が印象づいた一日。そこで何となく思い出したのがかの名作「最後の一葉」。
いろんな漫画やら何やらでおちょくられているあの作品ですが、ワタクシからも一言。
勝手に塀に葉っぱを描いたら、器物損壊罪ですよ(たぶん)。
つまり落書きということですね。元の状態に戻さないと罰金とか何とかあると思われます。塀の持ち主の了解を得てから、蔦の葉を描かなくてはいけないことになりますね。現代の場合。
こんな感じで、現代社会に当てはめると作品の情緒とかが木っ端微塵になってしまうものって結構ありますよね。某夫婦の贈り物のお話も現代感覚では離婚の危機に追い込まれそうですし。
で、木っ端微塵作品で泣きっ面に蜂っぽいのが「百万本のバラ」。
昭和歌謡ですか。歌の雰囲気とか世界とか結構好きなんですが、あれも現実に当てはめるとかなり散々なことになってしまいます。
そもそも歌詞の内容だけでも、貧乏な画家(だったと思う)が片思いをこじらせて、生活費もなげうって女性(女優さんだったかな)の滞在中の部屋から見える広場をバラの花で埋め尽くして、思いを表現する・・・、ちゃんと告げてないから女性には彼の気持ちは全く届かないどころか存在にすら気付いてもらえない、というお話だったと思うんですが。
実際にやったら廃棄物処理法とか迷惑条例とか何かに引っかかりそうですよね・・・。
やる前には警察に届出が必要っぽい。いやむしろ公園を管理している自治体か。すごくイベントっぽい。お祭りというか。
もともとは、思いを告げることもできない彼の切なさを歌い上げているはずなのに、ものすごい台無し感。
ついでに広場を埋め尽くすだけのバラの花・・・、百万本は比喩だとしても、かなり大量に必要です。広場がどんなに小さくても宅地のスキマにある公園くらいの大きさはあるでしょうし。小さくて50㎡くらい?
運ぶだけでも大変そうです。一体何往復すれば広場を満たせるでしょうか・・・。
ちなみに、普通の花屋でバラを買い集めるのは現実的ではないと思い、中央卸売市場を想定しております。一般の花屋だと一体何軒回るのか。むしろ花農家を想定した方がいいのかな。
いやー、ちょっとした連想からこれだけ遊べば充分でしょうか。
ここまで書いて、ふと思った。
切花ではなく鉢植えの方が埋め尽くしやすいかも・・・。
「お芋ちゃん」: 現在値 90センチ 葉っぱ 12枚
縮んでる・・・!!! え、寒いから? ただの測り方の違い?
葉っぱ、1枚取りました。
天気予報によると今晩冷えるようなんですが、それ以降はまた戻るようなので様子見ですかね・・・。




