表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界を助けに行ったら草薙の剣と戦艦大和があったので私TUEEEします ~ミサカさまがいく~  作者: wok
リヴィエラ内戦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

75/78

第75話 王国軍

「なんだあれは!」


「巨大な鉄の塊が向かってくるぞ!」


街道を歩く人達が大和を指さし唖然としている。


私はマイクをとり告げた。


「こちらはリヴィエラ海軍所属の大和です」


「本艦は軍命により南門前に移動中です」


「道を空けてください」


「繰り返します——」


「この声はミサカさまだ」


「今からミサカさまが反乱軍を討伐に行かれるんだわ」


「きゃーミサカさまぁ」


黄色い声援が上がると同時に道が開けた。


大和は南門へ向かって進んだ。


「道を空けてくださりありがとうございます」


私はマイク越しにお辞儀をした。


午前九時半——


定刻通り大和は南門前に到着した。


「ナターシャ、重力魔法解除」


ナターシャは頷くと少しずつ魔力を弱めていく。


大和はゆっくりと地面に着底した。


「おおおおお!」


南門前の市民から歓声があがった。


◆ ◆ ◆


女王クレアはバルコニーから一万人の将兵へ演説をおこなっていた。


彼女のお腹は大きくもういつ産まれても不思議ではない。


「————帝国と結び我が国を破滅させんとするモルグレンは必ず討たねばなりません」


そしてクレアは南門を指さした。


「我らにはリヴィエラを救った船大和があります」


南門の先に大和がゆっくりとその姿を現した。


「おおお——」

「あれが大和か」

「厄災からこの世界を救った船、本当にあったんだ」


将兵からどよめきが走る。


どよめきが収まるのを待ってクレアは続けた。


「この大和ある限り、リヴィエラが負けることはありません!」


クレアは強く言い放った。


そして、剣を抜くと天に掲げた。


「グローリアス、リヴィエラ!」


「グローリアス、リヴィエラ!」「グローリアス、リヴィエラ!」


将兵からも叫び声が上がった。


◆ ◆ ◆


私は大和の前部甲板から王国軍が出陣する様子を見ていた。


先頭にはボンノー宰相とアベルト王国騎士団長が並び、後ろには騎士列が続く。


ボンノーとアベルトは、私を見上げ軽く会釈をしたあと戦地へと向かっていった。


私は出陣していく将兵を最後まで見送っていた。


大和の周りを神殿騎士たちが雑踏警備にあたっている。


大和を一目見ようと群衆たちが外周に溢れている。


リリア教皇の強い意向もあり、神殿騎士団は王都の守りを引き受けてくれた。


大量の荷車が大和に向かってくる。


私は全員に指示を出した。


「今から補給物資を大和に積み込みます」


「ナターシャは重力魔法で荷を大和に積み上げてください」


「他のメンバーは荷を大和の格納庫へ収納してください」


大和からタラップを降ろし、その先に縄梯子を付けた。


私は地上に降り立ち、補給物資のチェックを始めた。


荷車は次から次へとやってくる。


「これは飼葉」「これは乾パン」「これは矢ね…」


大和への積み込み作業は夕方まで続いた。


◆ ◆ ◆


大和第一艦橋——


「ナターシャ、重力魔法を」


ナターシャは頷くとグラビティロッドに魔力を注いだ。


大和が浮上する。


「では、大和も出撃します。針路175。バーミリオ平原へ向かいます」


「了解です。艦長」


大和は南に針路をとるとゆっくりと陸上を移動しはじめた——



続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ