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異世界を助けに行ったら草薙の剣と戦艦大和があったので私TUEEEします ~ミサカさまがいく~  作者: wok
海洋調査

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第46話 全門斉射

「識別のため未確認船をミノムシ船と命名」


「警告射撃!」


「目標先頭艦の前方50」


「第一副砲、一門、撃て!」


ズキューン!


副砲から一発の砲弾が発射された。


ズシャーン!


ミノムシ船の手前50メートルに着弾。小さな水柱が上がる。


「ミサカさん、止まらないよ」


ヴィヴィがミノムシ船を指さす。


「距離4000!」


ヤマトヒメより報告が上がる。


(やむを得ない——)


「目標、ミノムシ船先頭艦」


「第一副砲撃て!」


ズキュゥーン!


数秒後。


「命中!先頭艦火災発生、沈んでいきます」


しかし——


残る四隻は止まらない。


「距離3000!」


ミノムシ船からトカゲと魚を足して割ったような魔物が数匹出てきた。


「リザーギンにゃ!」


ミケケが叫ぶ。


「やつは人を攫う獰猛な魔物にゃ!」


◆ ◆ ◆


ミノムシ船からなにかを海へ投げ入れている。


「何かが本艦に向かって接近中です。数、十!」


ヤマトヒメより報告が上がる。


何かが、大和目指してまっすぐ進んできた。


水晶球に迫りくるものが映し出されていた。


「!」


細長い魚だ。


「魚雷魚にゃ!」


ミケケの顔が青ざめる。


「やばぁいにゃ、とにかく回避するにゃ」


「やつはぶつかると凶悪な腐敗液を出すにゃ!」


「最大戦速!」


私は号令する。


大和は増速した。しかし——間に合わない!


「やばぁいのじゃ!このままでは当たってしまうのじゃ!」


◆ ◆ ◆


(間に合わない!)


「衝撃に備えて!」


「何かにつかまって!」


私は叫ぶ。


万事休す!その時——


ナターシャがヤマトヒメの側に立った。


「ヤマトヒメ、あたいの魔法を受け入れるのさ」


ヤマトヒメは頷く。


「黒ノ古式・グラビティ!」


ナターシャは杖を立てて詠唱した。


ナターシャからマナの波動が波打つ。


グワーン


「?」


浮いた感覚。


「どうなっているの?」


ヴィヴィが首を傾げる。


「海面が少し遠い感じがします」


レイナが窓を見つめている。


「大和を重力魔法で浮かせてみたのさ」


「浮くかどうかは分からなかったけどさ」


「流石に海面から少し浮かせるだけが精一杯なのさ」


ナターシャの額から汗が流れ落ちた。


「魚雷魚、本艦を通過!4時の方向へ離れていきます!」


「うまくいったのさ」


ナターシャは杖を下げた。


ザバァーーーーーーーンッ


大和は再び水面に着水する。


艦橋が揺れる!


「針路045、射界を確保します」


「主砲へ徹甲魔弾装填!」


「全砲門、射撃準備!」


ヤマトヒメより復唱が返ってくる。


「ミノムシ船との距離開きます!距離15000」


「取り舵一杯!」


「全砲門、発射準備完了!」


「自動追尾装置、良好!」


「いつでも撃てます、艦長」


ヤマトヒメが私を見つめる。


私は号令した。


「全砲門、撃て!」


ズギュ——


ガガガガァーーーン!


全砲塔が火を噴く!


残り四隻のミノムシ船は木っ端微塵に粉砕され沈んでいった。


◆ ◆ ◆


「助かったわ、ナターシャ」


私はナターシャに礼を述べた。


「礼には及ばないのさ」


ナターシャの妖艶な瞳が私を見つめる。


「それよりも今度——シンサクについて話してほしいのさ」


「ナ、ナターシャ!」


(何で別ゲーのこと、知っているのよ!)


私は少し赤くなる。


「艦長、助けた漁船がこちらへ向かってきます」


ヤマトヒメより報告が上がる。


「わかったわ」


「ナターシャ、彼らを連れてきてくれるかしら?」


「わかったのさ、ミサカ艦長」


そう言うとナターシャは艦橋を出て行った。



未踏破領域において人類との接触——



続く

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