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作者: Libra

この世は音にあふれてる


けたたましく なる

目覚まし時計

バタバタとなる

子供達のスリッパの音

「いってきまーす」

の元気な声

外に出れば

車の音

電車の音

会社では

電話のベル

パソコンの起動音

家に帰れば

包丁のトントンとリズムを刻む音

ヤカンのシューシューとお湯が沸く音

お風呂が沸いたと知らせる

機械からの女性の声


そんな中

ふと

一瞬だけ

音がしなくなる瞬間がある

私の

心臓の鼓動だけが

聴こえてくる

あー

生きている


すぐにまた

音の世界が戻ってくる


私は音のなくなる

一瞬が好きだ



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― 新着の感想 ―
[一言]  “音”のストレートな詩ですね❗  本当に音に溢れてますよね。  でも、音って一人じゃないお知らせでもありますよね。  専業主婦は観てもいないのにテレビずっと点けてたりしますよね。  自分が…
[良い点] なんとなく、音が聞こえている方が生きているような気がするけれど「音がしなくなる瞬間」に生きている実感が湧くのが興味深く面白いと思いました。 自分は「音がしなくなる瞬間」を今パッと思い出せな…
[一言] 私達は色々な沢山の音の中で生きています。私は産婦人科病棟にいた時新生児たちは1人が泣くと連られるように泣き始めます。心臓の弱い子に泣かせてしまうと身体によくないので体内で聞いていただろう母親…
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