表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/75

ヤーサとグーが実家に帰る

 フラン旅行記 121日目 1年目 夏の月 35日


 ヤーサとグーが実家に帰っているので、久しぶりに旅行記が書ける。

 いつもの夜はヤーサたちが必ず部屋にいるので、1人で過ごすことは無く、旅行記が書けなかった。

 実家に帰る前に、「私が留守のときに、旦那様の部屋に行ってはダメです!」と、ヤーサが全員にくぎを刺していったので、今日の夜は部屋に誰も居なかった。

 

 初物スイカを食べた日から、ヤーサとグーが体調を崩してしまう。3日が過ぎても良くならないどころか、ポラン、ノン、ブリムも体調不良を訴えてきた。

 最初はスイカが原因だと考えたが、もしやと思い詳しく調べると、妊娠している事が判明する。


 ……………………お父さん?、えっと実感がないけど、僕がお父さんになれるの?。

 やったーー!!。現実世界では、縁が無いと諦めていた結婚と子供が出来た!!。

 異世界に来て良かったーー!!。


 妊娠が分かると、ヤーサは狂喜して大声で泣き崩れる。その後、大切そうに何度もお腹を触っていた。

 グーは子供が出来たことを喜んだが、母親になるのが不安で今後を心配してる。

 ポランは姉たちに祝福され、嬉しそうに照れ笑いを浮かべて戸惑っていた。

 ノンとブリムの妊娠が分かると、グリフォンとメイドのみんなが盛大に喜んで騒ぎ出す。

 グリフォンのみんなは泣きながらノンを、胴上げをしようとして怒られていた。

 メイドたちと、ギル、ツンは宴会を始めて、朝まで飲み明かして騒ぐ。

 大工職人のラミアたちは、早くも子供のゆりかごとベットを作ってくれる。


 妊娠したことを手紙でお母さまに知らせると言うので、大切なことは手紙ではなく、直接知らせた方がいいよとヤーサを説得した。

 結局、ヤーサは少し嫌そうな顔をしたが、グーと一緒に帰ることになった。

 グーは最後まで、実家に帰るのは嫌だと言い続けたが、好きな食べ物を用意して、帰りを待っているからと話したら、肉が食べたいと言って帰っていった。

  帰ってくるのは、10日後を予定しているらしい。



 フラン旅行記 125日目 1年目 夏の月 39日目


 ヤーサとグーが居なくて寂しい、早く帰って来ないかな?。

 

 今日は、グリフォンのみんなと城造りの仕事をした。

 大工職人のミナとデシ―が設計図を描いたが、グリフォンたちは独自に設計図を変更して要塞化を進めている。

 ミナとデシ―は、止めてくれと注意したが無視される。戦闘種族のグリフォンたちは、城と言えば要塞以外有り得ないと考えているため、説得しても無駄だった。


 城の石垣を作っていると、ノンが「携帯用の大砲を作ってみました」と言って、バズーカ砲の様な物を持ってくる。

 一目で危険物だと分かったので、没収しようとしたがノンは「大丈夫です」と、空に向かって発射した。

 爆発音と共に、空に花火が打ちあがる。

 ノンは「威力が足りない失敗作です、もっと改良して破壊力を強化します」と残念がっていた。これは夜の花火として使えるからと、話したが分かってもらえない。


 夜、花火を知ってもらうために全員を集めて、夜空に向け大砲を撃つときれいな花火が夜空に広がる。

 歓声が上がる中、一番驚いていたのはノンたちグリフォンのみんなだと思う。兵器として作った物に、意外な使い道がある事が分かり驚愕していた。


 今度は、巨大大砲で試してみたいと目を輝かせていたが、絶対に失敗するから止めてくれと必死に止めた。


  

 


 



 次回予告

 「先輩、帰って来たようですよ?」

 「本当に?、良かった~」

 「ノンさんが巨大大砲の花火を、祝砲として撃つらしいですよ?」

 「!?やっぱり、止めても無駄だったか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ