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グーの姉、登場

 銀色のドラゴンが着地すると、背中に乗っていたラミアの女性二人が降り立つ。ドラゴン姿のグーが、銀色のドラゴンに近づいて話す。


 「お姉さま、お久しぶりです。元気そうで良かったです」


 「ええ、ホントに。グーは相変わらずのようですね」


 銀色のドラゴンは、砂漠を見渡してため息をつく


 「グー、砂漠はやめなさいと言っているでしょ。私の天空城のように森とかを作りなさい。それと、いい加減に天空城を本気で作らないと、お母さまの我慢も限界のようですよ」


 姉に指摘されて、グーは居心地が悪そうだが、小さな声で愚痴を言う。


 「もー、そんなことわかってるよ。今回こそ本気で、天空城を造ろうとしてるもん。だから、お姉さまに人手を、貸して欲しいと頼んだの」


 「少しはやる気を出してくれて、姉として安心しました。大工職人を二人連れてきたので、お母さまが怒らない程度の建物を早く作りなさい」


 「えっ、二人だけなの?。もう少し人手が欲しいな」


 「ごめんね。今仕事が忙しくて、これ以上は無理なの。それじゃあ、私は帰る…………ね、!?」


 帰ろうとする姉が、グーの隣にいるフランに気づいて、驚いて固まる。そのまま、じっくりとフランを見つめる。


 じーーー、じーーーーー。


 やがて、銀色のドラゴンは飛び立つが、すぐに大きなイノシシを持って帰ってくる。イノシシを地面に置くと、ドラゴンの姿から、長い銀髪をポニーテールにした女性に変身する。

 グーよりも小さいが、スタイルがよく絶世の美女だった。フランが、あまりの美しさに目を奪われていると、微笑みながら話しかけてくる。


 「フラン様、はじめにゃして。…………初めまして、私はグー・ターラの姉、ヤーサシークシー・ターラと言います。気軽にヤーサとお呼びください。あと、これはお土産です」


 緊張しているためか、顔を真っ赤にしてイノシシを差し出す。


 「ありがとう、後で料理するから食べていく?」


 「いいのですか?。…………あ~、でも仕事があるから」


 「無理はしなくていいよ。そうだ、ヤーサにお願いがあるんだ。人手をもう少し貸してくれない?」


 「はい、喜んで。とりあえず、100万位の人手があれば足りますか?」


 「それは、多すぎだよ。1000人位貸してくれない?」


 「わかりました、直ぐに連れてきますね」


 ヤーサは、返事をすると即座に飛び立つ。




 ヤーサは喜びのブレスを吹きながら、ぐるぐると回転をして飛んでいく。


 (ついに、ついに、運命の男性が現れた!!。フラン様、私は貴方様をお待ちしていました)

 (何としても、妻の座を手に入れなくては!)

 (フラン様のそばに、多くいる女性が気になりますね。排除しておきますか)

 (いや、だめだ。あれは、…………ハーレムだ。優秀な雄はハーレムを作ると、本で読んだことがある)

 (女性を排除する=フラン様が悲しむ=嫌われる=暗い未来。それは、いやーーー!!)

 (どうすれば、フラン様に気に入られるかな?)

 (美女を集める=フラン様が喜ぶ=明るい未来。これだーー!!)




 





 次回予告

「先輩、次回は外伝です」

「どのような?」

「今回の天空城建設に、巻き込まれた人たちです」

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