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仲間が増えた

昨日更新できなくて、すみませんでした。

 ポランが連れてきた女性たちは、全員カーバンクルで、額に赤い宝石がある。

 砂漠の暑さに戸惑っている女性達に、声をかけるため近づこうとしたが、動くよりも先にポランが駆け寄ってくる。


 「先輩、家族たちを連れて戻って来ました」


 「ポラン、数が多くない?。それに、お父さんはどうしたの」


 フランに指摘され、ポランは頭をうなだれて話す。

 

 「お父さんの説得は失敗です。ドラゴンに威嚇されても、『絶対に、嫌だ』の一点張りで、万策尽きました」


 「ドラゴンに説得されても、嫌だというなら仕方ないよ。それで、この女性たちは誰?」


 「両親が実家に残るので、代わりに姉さんの友人と、私の友人を連れてきました。今、紹介しますね」


 ポランが、フランの手を引っ張って、女性たちのもとに連れていく。

 女性たちの中で、ポランによく似た2人が、フランに近づいて話しかけてくる。


 「フラン様ですね?、私は長女のリンと申します。妹のポランがお世話になっております」


 「…………次女のハヤ」


 落ち着いた声のリンと違って、ハヤの声は小さく聞き取りずらい。

 リンは力強い目をした、真面目そうな女性で、ハヤは眠そうな目をした、寡黙な女性だった。


 「フラン様、家族全員でこれなかったことを、お詫びいたします。父は愛着のある土地を離れたくなかっただけで、ドラゴンに敵対するつもりはありません」


 リンがフランに、深々と頭を下げて陳謝した。


 「頭をあげてください。事情は分かりました、僕の方こそ余裕がなかったとはいえ、ドラゴンに威嚇させてしまい、すみませんでした。それと、僕のことを様と呼ばなくていいよ」


 「そうですか。…………フランさん、両親がこれなかった代わりに、友人たちを10人連れてきました。全員農業経験のある者たちなので、安心してください」


 リンが友人たちを紹介してくれる。フランを見て困惑した表情を浮かべていたが、優しく話しかけると、安心してくれた。


 「早速だけど、砂漠を農地にすることは、できる?」


 フランの質問に、リンは即座に答えを話す。


 「まず、水確保のため、池が絶対に必要です。それと、日差しが強すぎますので、日陰を作る必要があります。最後に、肥沃な土が欲しいです。砂の上に、厚い肥沃な土の層を作れば、作物が育つと考えられます」


 迷いなく話すリンの答えを聞いて、フランは解決策を考える。


 「池は作っている途中だけど、どのくらいの大きさが欲しいの?」


 「深くて大きい池がいいのですが、ここは雲の上なので、深い池は作れないと思います。ですから、少しでも大きい池がいいですね」


 「なるほど、…………日陰の問題は、地面に木の柱を刺し、日陰シートを張って対処しよう。肥沃な土は、ドラゴンのグーと僕が頑張って運ぶから」


 「わかりました。それでは、池の作成は私たちが引き継ぎますから、土の運搬をお願いします」


 「熱中症に気を付けてね。疲れたらすぐに宿で休憩していいから、無理はしないで。…………グー!、土を運んでくるよ」


 「え~」


 「え~、言わない!」


 


 次回予告


「先輩、暑いです」

「砂漠だしね、無理はしないように」

「お姉さまが来たよ」

「!?」


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