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砂漠での建設作業は大変です

 家族を連れてくるため、グーの背中にポランが乗って、飛んでいく。

 見送ったフランは、残ったギルとツンに声をかける。


 「天空城を造る材料と費用を、キー王国からもらってくるから、二人共ついてきて」


 「キー王国に、知り合いでもいるのですか?」


 「いや、賠償金だよ」


 考えている事がわからず困惑するツンに、フランが笑みを浮かべて話す。


 「キー王国は、王命でドラゴン討伐を決行したんだ。もし、この事をグーの家族に話したら、キー王国は確実に消滅すると思う。…………国王は、賠償金を払ってくれると思うな」

 

 「なるほど、それは良い考えです。賠償金で国家消滅を回避できるなら、必ず払ってくれますね」

 

 「僕が国王と話をしている間に、必要な物資の買い出しをしていて」

 

 人の姿からドラゴンに変身し、二人を背中に乗せてキー王国に飛び立つ。



 フラン旅行記 12日目 1年目 春の月 16日

 (天空城建設日記 1日目)


 草木一つ無い砂漠に、城を建設するための費用と、人手を確保するために動き出す。

 キー王国の王都上空を、ドラゴンの姿で旋回し、咆哮を繰り返したら国王が現れ、国賓待遇で迎えてくれた。オバーカ国王とマヌーケ王妃が、必死に謝罪をし、ドラゴンによる攻撃をやめて欲しいと懇願してくる。

 結果、賠償金として天空城の建設材料すべてを、用意してくれる事になった。


 人手の方は、グーのお姉さんに頼ることになったが、何人来てくれるか心配。お姉さん、グーに愛想が尽きていなければいいなぁ。



 フラン旅行記 15日目 1年目 春の月 19日

 (天空城建設日記 4日目)


 建設材料を運んできて、ログハウスの家を完成させた。砂漠での建設作業は、暑くて辛い。精神的にもきついので、日陰となる木などを早く植樹しよう。

 それと、水!。水場が欲しいので、池を作ろうかな。ギルとツンは暑さのため疲労が激しく、明日は休みにした方がいいと思う。僕は、ログハウスではなく池を作ろう。



 翌日、池を作るため、地面に穴をあけていたら、ポランとグーが12人の女性を連れて帰ってきた。


 


 

  

 

 


 

 次回予告

 「先輩、帰ってきました」

 「ポランの家族、こんなにいるの?」

 「あ~、それはですね」

 「それに、お父さんはどこ?」


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