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人の話はよく聞こう

 『ドラゴン出没注意!!立ち入り禁止!!』


 ドラゴンがこの辺りで出没する事を知り、ポラン達が怯えだす。


 「せ、せんぱい、早く逃げましょう。ドラゴンですよ!」

 「そうだよ、この辺りは山岳地帯で、逃げ道は一か所だけ!。狙われたらどうするの?」

 「来た道を全速力で、逃げるのが一番でしょう」


 ポラン達が素早く馬車に乗り込み、逃げようとする。


 (確かに、僕一人ならともかく、ポラン達では即死するだろう)


 「全員、乗り込んだ?。急ぐよ!」


 来た道を戻ろうとすると、40人位の重武装騎士団が道を進んできて、叫ぶ。


 「民間人はすぐに立ち去れ!!、我らはキー王国、ロイヤルガードである。国王陛下より、ドラゴン討伐の指令を受けてまいった」


 団長らしき人物の指示で、団員たちは戦闘態勢を整えていく。

 騎士団たちは、鑑定スキルを使わなくても分かるくらい、強力な武装をしていた。


 (だめだ!、彼らが例え全員レベル100でも、ドラゴンには勝てない!)


 「騎士団長様、ドラゴンはレベル100の戦士を500人まとめて、瞬殺できるんですよ?、止めてください」

 

 ドラゴンの恐ろしさを知っているので、団長に止めるよう必死で話す。


 「問題ない、今回のドラゴン討伐のため、王家から秘宝の武具をお借りして来た。さらに、我らロイヤルガードは全員レベル100である。ドラゴンなど容易く討伐できる!」


 (秘宝の武具、…………まさか、ドラゴンキラー?)


 「騎士団長様、秘宝の武具とはドラゴンキラーの事ですか?」

 

 「!?、お主何者だ?。なぜドラゴンキラーの事を知っている」

 「…………まあ、今はドラゴン討伐が大切か。お前の言う通り、全員の武器にはドラゴンキラーの力が込められている」


 「ドラゴンの防御力は桁外れに高く、『物理攻撃以外ダメージ無効』、ですよ。さらに、攻撃力も桁外れだし、『全防御耐性無効攻撃』、『防具無効攻撃』、『防御不可能ブレス攻撃』、をしてくるんです」


 「ドラゴンは倒すのではなく、封印するしか方法はないんです。…………ドラゴンを倒せるのは、ドラゴンだけ、子供でも知っていることですよ」


 必死に説得していると、上空が暗くなり、見上げると50メートル位の、黒いドラゴンが一匹近づいてくる。


 「ポラン!!、急げ!、逃げるぞ」


 騎士団の説得をあきらめ、全速力の馬車で逃げだす。悪路で、激しく揺れたが気にする余裕はなく、必死で逃げる。


 「グギャーオーーーー!!」


 ドラゴンの咆哮と同時に、地面が激しく揺れて熱風が通り過ぎていく。後ろを見ると、ドラゴンがブレスを地面に向かって、何度も吹いていた。


 「ポラン、僕はやっぱり騎士団が心配だ。それに、逃げ切れるかわからないから、ドラゴンを止めてくる」

 「先輩、無茶です!!」

 「ポラン達は、このまま走り続けて!!」


 馬車から飛び降りて、ドラゴンの元に走り出す。

 (クイーン、チェンジ!)


 真紅の長い髪をなびかせ爆走して、辿り着くが元の場所はなく、巨大なクレーターが出来ていた。

 クレーターには、武器と鎧などが散乱していて、騎士団の姿は見当たらない。


 (ブレスの瞬殺攻撃だ!…………やっぱり、無理だった。なんで、逃げなかったんだ!)


 落ちている槍を調べていると、上空からのブレス攻撃が直撃する。


 「ふぇ!?」


 突然の攻撃をかわすことが出来ずに、何度もブレス攻撃を受け、熱風と土ぼこりが舞う。

 やがて、攻撃が終わり土煙が収まると、クレーターの中心に全裸のクイーン姿のフランが立っていた。


 「げほっごほ、あー、びっくりした。うお!?、服が無い?全裸だ!!」

 「おーい!、ドラゴンさん。ブレス攻撃は無効ですよ、僕は」

 「次は、ボクの攻撃。スキル『竜の怒りの一撃必殺』(効果、固定ダメージ、100万)」


 手に持った槍にスキルの力を込めて、全力で投げつける。

 ドラゴンは、攻撃の威力を本能で気づいて、慌てふためく。ギリギリで回避されたので、今度は剣を投げようとしたら、黒髪の女性が目の前で土下座していた。


 「すみませんでした。ごめんなさい。暴れないから、攻撃しないで下さい」

  

 「あなたは、ドラゴンですか?」

 

 「すみません、すみません、すみません、すみません。殺さないでください」


 泣きながら謝る女性ドラゴンを見て、途方に暮れる。


 黒いドラゴンの㏋は10万です。今回の攻撃が直撃していたら、即死でした。だから、即座に命乞いをしたのです。

 全滅の森の魔物は、㏋の平均500位で、一般的な魔物は、100位です。


名前 クイーン

サブキャラクター20 レベル100

種族 女性「ドラゴン レベル10」

     「クイーンドラゴン レベル10」

職業 (ノーマル)竜戦士 レベル10

   (ノーマル)竜騎士 レベル10

   (ノ-マル)竜大魔導士 レベル10

   (ノーマル)竜武術家 レベル10

   (ノーマル)竜治療師 レベル10

   (ノーマル)竜レンジャー レベル10

   (ノーマル)竜の踊り子 レベル10

   (レア)竜王 レベル5

   (USR)真竜王 レベル5


装備 布の服 布の靴

容姿 150cm B99 W57 H91

   髪色 真紅 ロングヘアー


次回予告

「先輩、ドラゴン倒したのですか?」

「一応」

「黒い髪の女性が怖くて近づけません」

「大丈夫、噛みつかないから」

「ガタガタ、ブルブル。…………無理です。こわーーい!!」


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