夢の様な朝
やわらかい、重くてやわらかいものに、体が押しつぶされそう。朝目が覚めると、体の左右にギルとツンが、上でポランが熟睡していた。
(!?…………あれ?)
「えっと、…………昨日は確か、入浴していたらポラン達が浴室に入ってきて、のぼせるまで夢中で会話をしたんだ」
「それから、部屋でくつろいでいたら、さわぎたりないポラン達が来たんだっけ」
「結局、くだらない事を眠くなるまで話していたら、…………たぶん、そのまま寝ちゃったのかな?」
「え~と、今、僕はネコマの姿をしているから、セーフだと思う。心は男だけど、姿は女性だから大丈夫なはず」
「それにしても、近くで見ると全員凄い美人だな。やわらかいし、いい香りがする、あと、とても大きい」
ぶつぶつと独り言をしていると、声がうるさかったのか、ポランが少し動いて目を覚ます。
「せんぱい、…………おはよう…………ございま、す」
「えっ、あっ、おはようポラン。眠かったら、まだ起きなくていいよ。僕は朝食を作ってくるから」
ベットからみんなを起こさないようにして、気まずさをごまかすため、急いで台所に向かう。
やがて、朝食ができたころに、ポラン達が食堂にやってくる。
「そうだ、先輩のサブキャラで、私のスキルでは、わからないキャラがいたんですけど、あれは何ですか?」
(あのキャラは、1億円もゲームに課金したら、ゲーム会社からお礼としてもらった、チートすぎるキャラで、ゲームバランス完全崩壊キャラなんだよ)
(とはいえ、このキャラの種族を言ったら、この世界の人たちは、恐怖で泣き出すだろうから、言えないな)
「まぁ、そのうち分かると思うから、今は秘密」
「そうですか?わかりました」
特に気にしない感じで、朝食の卵焼きを口に入れながら、ポランが答えた。
朝食を終えると、前日の遅れを取り戻すため、全速力で馬車を走らせたら、昼過ぎには目的地の大滝の近くにつく。
「うぇ~、気持ち悪い、酔った~。…………あれ?、あのバリケードなんだろ?」
気持ち悪いと言って馬車から降りた、ギルが何かを見つけて近づく。
大滝へ続く道には、バリケードが置かれて通れなくしている。
『ドラゴン出没注意!!立ち入り禁止!!』
バリケードには赤い字で警告文が書かれていた。
『ぎゃーー、ドラゴンだーー!!』
次回予告
「先輩、逃げましょう!」
「ポラン落ち着いて」
「ドラゴンは、最強極悪無敵種族ですよ!!、見つかったら終わりです」
「グルルルル…………」
「出たーーーー!!」




