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やくそくしたんだ
このまえきた知らないお兄ちゃん、
ビクって言うんだって。
お兄ちゃんがボクのエリーサちゃんとなかよしするのはイヤだけど、
お兄ちゃんはボクにいっぱいプリンをくれたし、しらないお国の話をいっぱいしてくれたからからゆるしてあげる。
それからね、お兄ちゃんがプリンを入れていたちゃいろのはこは、
ベコベコなのに、象がふんでもこわれないってかあさまが言ったの。
だけど、ホントかなって思ってボクがのったら、ぐしゃっとつぶれちゃったよ。
ボク、がっかりしちゃった。
でもね、それをきいたシェリルはこう言ったんだ。
「ウソじゃないかも知れないよ
ミシェルは象よりつよいのかも」
ってね。
ホントにボクと象どっちがつよいのかな。
そして、シェリルとプリンを食べながら、いつかいっしょに象のいるアシュレーンに行こうねってやくそくしたんだ。
そしたらどっちがつよいか君にもおしえてあげるね。
※(この物語だけをお楽しみの方はこれより先は不必要かも)
稀代の魔術師のワンシーンをミシェル視線でみてみました。
老婆心ながら、エリーサはミシェルの妹の名前。ビク(ビクトール)は彼女の婚約者です。
因みに、ミシェルには父親以外の成人男性はすべてお兄ちゃんのようです。




