●機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:ペーネロペー(後編)
前編からの続きなのでそちらを先に見てね♥
ここからいよいよ本題。宇宙世紀0105年、”閃光のハサウェイ”の時代です。一年戦争から20年以上が経過しました。数々の紛争を乗り越え、人が起こす奇跡を幾度も目撃した地球連邦軍。もちろん腐敗しています。
この腐敗っぷりをどうにかしないとアカン! ということで誕生したのが、地球連邦上層部ぶち殺テロ組織”マフティー”です。組織と同じ名を持つテロ組織の親玉”マフティー・ナビ―ユ・エリン”は、ガンダムシリーズのライバルキャラらしく(かぼちゃの)マスクを被りテロ攻撃開始!
対するは”ケネス・スレッグ大佐”が率いる地球連邦軍”キルケー部隊”! キルケー部隊のパイロット”レーン・エイム”は、新型ガンダム”ペーネロペー”と共に卑劣なテロ組織との戦いに挑むのである!
半分ウソです。詳しいあらすじは公式サイトを見るか劇場に足を運んでね♥
さて、そんなわけで宇宙世紀0105年に颯爽登場した新型ガンダム・ペーネロペー。ファーストガンダムから逆シャアにかけてどんどん大型化していたMSも、UC以降はちょっとずつ小さくなり始めたというのは前編でお話した通りです。
当然、UCより後の閃ハサ時代のMS・ペーネロペーも、前時代主人公機ユニコーンガンダムと比べてさぞかし小型なMSになってることでしょう。
……なってないんだなぁ、これがァ~ッ!
初代ガンダム:18メートル
Zガンダム:19.85メートル
ZZガンダム:全高23.14メートル
νガンダム:全高23メートル
ユニコーンガンダム:全高19.7メートル~21.7メートル
ペーネロペー:全高 32.5メートル←!?
ここに来て先代よりも大型化しました、ペーネロペー。無論、これには理由があります。
ガンダム~閃ハサ時代のMSは、人型を維持したまま単独で空を飛ぶ、ということができません。空を飛べるのは飛行機型に変形できる可変MSのみです。グフフライトタイプやバイアランという飛行可能MSもいるにはいますが、安定した長時間飛行は難しい試作機ということで今回は除外させて! 話がさらに複雑になっちゃうから! ちなみに筆者はバイアラン・カスタムもかなり好き。
話は戻って、人型のまま空を飛ばせれば戦術の幅が広がり、MSはさらに万能な兵器になります。なんとか飛ばせてあげたいなぁ。
……ガンダム世界には”ミノフスキークラフト”というものがあります。でっかい戦艦を空に浮かべられるような、なんかすごい飛行技術です。このミノフスキークラフトをMSに搭載すれば飛行可能なMSが作れるじゃん!
ただしミノフスキークラフトは戦艦にしか搭載できないほどでっかい機械。小型化しないとMSに積むことは不可能。
それでも飛行可能なMSを作りたい! 技術者たちは頑張りました。そして30メートル級のMSにならなんとか搭載できるくらいにまでミノフスキークラフトを小型化することに成功したのです!
そうして誕生したのが初のミノフスキークラフト搭載機、大型化と引き換えに単独での安定飛行を実現した”ペーネロペー”。
つまり! MSが空を飛べない時代において、ペーネロペーは普通より”大型”だから空を飛べる特別なMSということ!
普通よりもデカイから飛べる! デカいからすごい! デカいから高性能! まさしく”超大型機”のロマンを体現したようなMSってぇこった!
そういう大型ゆえの特別さ、良いですよね。ちなみにこのペーネロペーの姉妹機にしてライバル機が閃ハサの主人公機”Ξ(クスィー)ガンダム”です。ペーネロペーよりちょっと小さいよ。両方アナハイム製。
アナハイムとかいう企業、地球連邦にペーネロペー売る一方で、地球連邦にテロ仕掛ける組織にΞ(クスィー)ガンダム渡してるんですよね。死の商人って言葉はアナハイムのためにある。倒産しろ。
さて、そんなペーネロペーとΞガンダムが登場する劇場アニメ”機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ”、2021年7月大ヒット上映中です。見ようね。スゴかったよ映像が。市街地でビーム兵器ぶっ放すんじゃないよ危ないな。
映画も宣伝したし今回はここまで。読んでくださりありがとうございました。
身構えている時には、宣伝は来ないものだ。
女の子がVRのロボゲーで超大型機に乗る小説を書いてるのでよければどうぞ(三度の宣伝 お察しの通りこのエッセイ書いた理由の4割くらいは自作の宣伝目的だよ! 残り6割はロボ関連の話を雑語りしたかっただけです。楽しいよね、趣味の雑語り。
https://ncode.syosetu.com/n6311hb/