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5.魔紋(ロガエス)


【概要】


本ページでは、作中に登場した『魔紋(ロガエス)』について解説します。

※作中では言及されていない項目も一部含まれている可能性があります。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【目次】

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◆魔紋(ロガエス)

 ◇想紋(シジル)

 ◇封紋(ジベル)

 ◇気紋(オーラ)

 ◇血紋(クルオレス)

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◆魔紋(ロガエス)について


高度文明があったとされる旧時代から存在していた記録があり、世界の理なるものに干渉して特殊な効果を生み出す図柄や文字列の総称。


古文書をもとに解読された魔紋はごく一部に過ぎないものの、それでも大きな効果を持っていることには変わりなく、現在では魔導陣サークル魔錠クラウィスに多く用いられている。


効果を発現させるためには魔紋を魔素で描く必要があるが、筆記具や魔杖ケインを魔導体とする以外にも、生体魔素を多く含んだ自身の血液で描くことが可能。なお思念転写ソートグラフィを行使すれば空間中に刻印することも出来る。


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◆想紋(シジル)


魔紋のうち、思念転写の能力を通じて物質の表面や内部、または空間中に刻印されたものを指す。


物質の内部に刻印する方法は、経年劣化による影響を最小限に留められる利点があることから、結界術の分野において強力な結界や広域結界を安定して展開させるために必要な『要石かなめいし』に施されることが多い。


空間中に描くことによって、集束系の魔術などにおける集束速度や制御の安定性を向上させる魔導陣などを展開することが可能となる。


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◆封紋(ジベル)


魔紋の中で、対象が持つ魔素の運用能力や特定の権能を封じる効果を持ったものを指す。想紋としての行使も可能。


相手に用いる場合は思念転写を利用した方法が多く執られるが、戦闘中は対象に触れることが難しいため、実際の運用においては相手の回避能力を一時的に低下させる術などとの併用が望まれる。


自身に対して用いる場合は、程度の差こそあれ魔導や魔現の酷使や限界を超える運用法による生体への過負荷から、自己を保護する目的であることが多い。


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◆気紋(オーラ)


魔導や魔現を行使する術者がその身体から放つ、生体魔素の波動のこと。


その性質は術士ごとに大きく異なり、たとえ双子であっても違う反応を示すことから、相手の姿や位置が正確に把握出来ない状況下においては、術士が探索術などによって個人を識別する手段として非常に重要視される。


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◆血紋(クルオレス)


特定の権能を発現させる要素や知識を、何らかの手段を以て自身の血液に記録し、その血を継承する一族のみが利用出来るようにしたもの。極めて旧い文献のみに記述がみられる。


古文書によれば、旧時代に存在したアールヴ族という種族が、自分たちが永く受け継いできた知恵や技術を、大きな戦乱を引き起こしていた当時の人間たちから秘匿するべく、一族のみが継承出来るように編み出した秘術であるとされる。


これにより、アールヴ族によって旧時代に建造されたとされる機構の多くが、アールヴ族の血を持つ者によってでしか起動を行えなくなり、今現在も大陸の各地に散在している古代遺構などで見られる、破壊不能の『開かずの扉』もこの血紋が鍵になっていると考えられている。


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