表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/96

4-12 二人と三人じゃ大違いだよね




「お待たせいたしました」


「おっ、来た来た」


「おお、うまそうじゃねえか」


「はい、おいしそうです」


 テーブルにそれぞれのパスタが並べられる。それにしても、そのトマトソースがオレの食事一週間分ねえ……。どうにも納得いかないな……。


「それじゃさっそく食おうぜ」


「いっただっきまーす」


「いただきます」


 さって、と。ずずーっ……。おお、結構うまいぞ。オレ正直外食のパスタってボッタクリだと思ってたんだけど、これはなかなか……。


「んん、おいしいです……」


「さっすがモンベールだね」


 女性陣はさすがに絶賛してるな。まあこの世界の食事って基本終わってるし、これは人気あるのもうなずけるわ。


「それにしても、ステラみたいな子に入ってもらえてホントよかったよ」


「そんな、もったいないです」


「いやいや、ステラがいてくれるとマジでありがたいぜ」


 仕事も手伝ってくれるし、オレの事も立ててくれるし。リアからの風当たりは強くなった気もするけど。


「詰所でも言ったけどさ、パーティーのバランスがすごく良くなったよね」


「人数が三人になった事もデカいしな」


「一気に戦術の幅が広がったよね」


「そう言っていただけると、ありがたいです……」


 顔を赤らめてステラがうつむく。うん、かわいい。


「じゃあさ、バトルの時のフォーメーション考えようよ」


「そうだな。今まで気にした事なかったし」


 てか今まではオレは後ろでとにかく歌って、早くリアが敵を倒す事を祈るしかなかったからな。


「ステラって基本頑丈なんだよね?」


「はい、足は遅いですけど打たれ強い方だと思います」


「それじゃあさ、前衛をステラが担当してルイは後衛、私はその間で臨機応変に動く感じでどう?」


「ほう」


「で、基本私はルイを守って、状況に応じてステラを援護するの」


「なるほど、ボランチ的なポジか」


「ぼらんち? ぽじ?」


「守備的な中衛の立ち位置って事だよ」


「なるほど、うん、それ!」


 ドンピシャとばかりに、リアがオレを指さす。


「ステラはそれでいいか?」


「はい、私にぴったりな役だと思います」


 オレもこれでいいと思う。まあ、言われてみればそれしかないよな。てかリア結構アタマいいじゃん。オレRPGはレベル上げてゴリ押しプレイしかした事ないから、こういうの弱いんだよな……。もっともこの場では、そんな様子はおくびにも出さず偉そうにリアに言う。


「オレもそれでいいぜ」


「おっけー。それじゃこの陣形で戦うって事で! それじゃ次は……」


 こうしてパーティーの作戦、ルールなどを打ち合わせていくオレたち。あー、ニンニクうめぇ……。




三人になった事で安全度が増したルイ君。

これで歌にも集中できるでしょう。

そろそろ活躍させてあげないと……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ