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4-2  今日は楽しい作戦会議




 作戦会議の日の朝。朝飯を食って後片付けや洗濯を済まし、お茶を片手に一息ついているとリアがやってきた。


「やー、ルイ君おはよう。早くドアを開けたまえ」


 なんだよそのキャラは。そんなのに萌えるヤツがいるとでも思ってんのか? 仕方ない、開けてやるよ。


「もー、こないだまではカギ開けっ放しだったクセにさ」


 そりゃオマエみたいなのがずけずけと家に入ってくるからだよ! てかカギかけてないとか、そっちのがおかしいだろ!

 めんどくさいなーと思いながらドアを開けたオレはしかし、そこに佇むリアを見て驚いた。


「お前、今日の服はどうしたんだ……?」


「へへっ、どう?」


 リアが着ているのはいつものボロいジャケットや短パンではなく、シンプルな白のワンピース。こんないかにも女の子な服を着てくるとは夢にも思わなかった。


「ちょっと、なんとか言いなさいよー」


 不服そうにリアがオレをにらむ。何とか言えって言われてもなあ。カワいいけど。


「こんな美少女がかわいいワンピ着てるってのにさー、気の効いたことの一つも言えないの?」


 だからコイツ、そういう事よく自分で言えるよな。


「そんなに気合入れて、ナンパでもされたいのかよ」


「何言ってんのさ、モンベールに行くんだからヘンなの着ていけないでしょ」


「そういうモンなの?」


 なんだかデパート行くときにオシャレするうちのじいさんばあさんみたいだな。


「ほら、ルイもちゃんとしたの着なさいよ」


「いや、オレはいいよ」


「よくないよ。アンタがボロ着てたら、一緒にいる私まで同類に思われちゃうでしょ?」


 うっわ、女めんどくせえ……。だったら初めからそんな店選ぶなよ。


「ほらぁ、そこのヤツに着替えなよ」


「うわっ、押すな! てか着替えるにしてもお前がいたらムリだろ!」


「あ、そっか」


「それとも何か? そんなにオレの裸が見たいのかよ?」


 冴えない冗談を言ったつもりだったが、リアの反応は過剰気味だった。


「は、はぁ? バッカじゃないの? そんなの見たいわけないじゃん!」


 顔を真っ赤にして外へ出て行くリア。いや、こんなクソつまらん冗談にそんなに大げさに反応する事ないだろ? いいや、ちゃっちゃと着替えよ。てかパンツがないとか、この世界どんな設定だよ! どおりでどの女もスカートの丈が長いわけだぜ。




というわけで、朝から軽く痴話ゲンカ。

仲いいよね、この人たち。

まあ、異性と一緒におしゃれスポットというのは多かれ少なかれ緊張しますよね。

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