3-11 メンバー、増えました!
というわけで、さっそくクエストを手伝ってもらう事になったステラに、オレが運んでた石をいくらか持ってもらう事にする。
「ルイ、調子に乗って石いっぱい持たせるんじゃないよ」
「しねえよ、そんな事」
てか全部他人に持たせるお前ほどオレは鬼畜じゃねーよ! 3分の1くらい持ってもらえば十分だっての!
ふう、念のために手さげカバン持ってきておいて正解だったぜ。どうせリアは手伝う気なんてないんだろうから、いっそ置いてこようかと思ったが。このカワいい牛チチ金髪ツインテールちゃんといっしょに仕事ができると思うと、俄然やる気が湧いてくるぜ。アニメ声だし。
「よっと……じゃあとりあえず、このくらい持ってくんないか?」
「はい……ありがとうございます」
恐る恐るという感じでステラが手を伸ばす。そんなに遠慮すんなっての。
「あの……これだけでいいんですか? 私斧兵ですし、もっと持てますよ?」
「いいのいいの、レディにそんなに持たせられないって。それにバトルになったらステラにも戦ってもらわなきゃいけないし」
あんま持たせるとリアがまたうるさいしな。
「ルイさんって、優しいんですね……」
ぐっ、上目遣いでそう言われると、いろいろヤバいものがあるな……。てかオレ、その気になっちゃうぞ?
「ステラ、あんま調子づかせないでね。そいつバカだから」
だからお前にはバカって言われたくないんだっつの。コイツがいなければ絶対ステラを口説くとこなのに。仕方ない、それはまたおいおいって事で。
「さー、それじゃ残りもちゃっちゃと集めちゃいましょうか」
「ひとっつも石持たないヤツは気楽でいいよな」
「何か言った?」
「いんや、何にも」
オレたちの石集めは、その後もしばらく続いた。
なんだか健気ですね、ステラちゃん。
そしてリアちゃんの機嫌が悪そうなのは気のせいでしょうか。
次回、ルイ君ちょっぴり持ち上げられるの巻。




