表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/96

3-6  お姉さん、うちのパーティーに入ってくれません?




 それにしてもリアの野郎、黙っていれば言いたい放題言いやがって……。腹が立ってきたんで、強引に話題を変える。


「ところでステラちゃんはレベルいくつなの?」


「あ、そうだね。私は30で、こっちは22だよ」


「えっと……、私は、37です」


「高っ!」


 めっちゃ先輩じゃん! てかレベル37とか、トップクラスの冒険者って言っても差し支えないレベルだぞ!


「すいません、CランクのくせにDランク向けのダンジョンうろついて……」


「いやいや、こっちこそ! 生意気な口きいてごめんなさい!」


「そうそう、ステラさんは何も悪くないっス!」


 オレもリアも、態度をトップランカー様に対するそれに改める。オレは『デモグラ』で高レベルプレイヤーに出会ったらそういう風にふるまってたけど、リアをはじめこの世界の人たちもそんな感じなのかね。



 そんなオレたちの態度に、ステラさんが慌てて声を上げる。


「み、皆さん! そんなにかしこまらないで下さい! 今まで通りでお願いします!」


「え、でも……」


「ステラさんは上位プレイヤーっスし」


「本当に普通でいいですから! 名前も呼び捨てにしてください!」


 ああ、これはあれか。マンガとかでよくある「タメ口で親しさ演出」みたいなヤツじゃなく、そういうのがホントに恐れ多いって感じるのか、あるいは今までぼっちだったから壁を作ってほしくないって事か。そういう事ならオレも男として乗ってあげないとな。


「オーケー、それじゃあステラ、よろしく」


「ちょっとルイ! 何気軽に呼び捨ててるのさ!」


「バカ、ステラは今までぼっちだったから普通に接してほしいんだよ。察しろよ」


「いやアンタ、何勝手に人の事ぼっち認定してんの!」


「いえ、私今までずっと一人ぼっちでしたから……」


「え、ホントに?」


「ほらな」


「いや、アンタが得意げになる必要はないから」


 ん? ちょっと待てよ。て事はつまり?


「聞きたいんだけど、今はどこのパーティーにも入ってないって事か?」


「はい、誰も私の事誘ってくれませんでしたから……」


「そっか、確かに斧兵を募集してるパーティーって私も見た事ないもんね」


 マジかよ! こんな牛チチエロビキニちゃんがフリーとかありえないだろ! てかこれはチャンスじゃね? ここは行くっきゃない!


「だったらオレたちのパーティーに入れよ、ステラ!」


「え……?」


 オレの誘いに、ステラの目が大きく見開かれた。




実はかなり格上のプレイヤーだったステラさん。

どさくさ紛れのルイのオファー、果たしてどうなる?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ