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3-5  ビキニアーマーのお姉さんと親睦を深めよう




「あ、あの、どうぞお構いなく……」


「あ、だいぶ治ってきた?」


「はい、どうにか……」


 何かこのコ、声も萌えるな。どうでもいいけどこの声、オレの好きなロリっ娘キャラに似てるわ。 

 

「ねえ、どうして一人でこんな所に?」


「はい……私、クエストで赤光石を採りに来てたんですけど……」


「ああ、あの石もこのフロアだもんね」


「採取するまではよかったんですけど、帰りにさっきの魔物と出くわしてしまって……」


「このダンジョン、痺れ毒蛾がいるからソロプレイには厳しいんだよねー」


 ……正直話の中身にこれっぽっちも興味を持てないオレは、このビキニっ娘を観察することに専念しよう。


 よく見ると思ったよりお姉さんのようだ。20代前半、元のオレと同じくらいの年か。もちろん体はもっとお姉さん……いかん、思考がどんどんピンク色に染まっていくぞ。それでいて声は萌えるアニメ声なんだから、ギャップに頭がとろけそうだ。


 顔立ちはロリってほどではないが、かわいらしいのでツインテールにも違和感はない。うーん、大人と少女のいいとこ取りって感じか? まあ、第一印象は顔うんぬんより「ホルスタイン級」の一言に尽きるんだけど。



「で、君の名前は何て言うんだ?」


「あ、私はステラって言います。斧兵です」


「『おのへい』? 『ふへい』って読むんじゃなかったのか」


「あっははは! ルイったらバッカでー! あれは『ふひょう』って言うんだよー」


「うっせ! そんなの知るか! てかオマエの読み方も間違いじゃねーか!」


「あ、そっか。本職さんが『おのへい』って言ってるんだから、そっちが正しいんだよねー。まったく、それくらいルイもわかりなさいよー」


「なんでオレが気づかなかったみたいになってるんだよ!」


 わざとらしく肩すくめながら両手のひらを持ち上げるその古典的ポーズもいちいちムカつくな、おい!


「でも女の子の斧兵なんて初めて見たよ」


「ホントだぜ。女斧兵ってみんなこんなエロビキニになるのか?」


「えと、私も自分以外に斧兵の女の子見たことないので……」


 まあそうだよな。そもそも斧兵自体今までに二、三人しか会ったことないし。


「あ、私はリア。盗賊だよ。で、こっちのバカがルイ。職業、詩人!」


 なんかコイツ、他人の前だとオレの扱いがより雑になってないか? オマエにバカバカ言われるほどオレはバカじゃねえぞ! いや、確かにうちの大学世間的には三流大なんだろうけどさ!


「詩人? そんな職業あったんですか?」


 ステラちゃんがびっくりと言った感じで食いついてくる。ま、オレもびっくりしたくらいだからな。何度でも言うが、なんだよ詩人って。


「ああ、そんなの自称だって自称! よくこんなのでギルドに登録できたもんだよね」


 コイツにそう言われると妙にムカつくなおい! 確かにこんな職業を登録するギルドもギルドだけどさ! DQNネームをサラッと受け付けちゃうお役所かよ!




女の子が増えると、ずい分と場が華やぎますね。

次回、ステラちゃんの新情報がいろいろ飛び出すぞ!

そしてパーティーにも急展開!

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