第6話 テレパス
ショーンは警察署でアンドロイドを処理してもらい、証明書をもらった。
電子携帯で証明書を送信した。
「これで、処理手当が入る。やれやれ。後はたましいを回収か。どうやるんだ?」
ショーンは霊界の言われる通り、たましいを回収したかったが、具体的にやり方が分からなかった。
(アンドロイドに手をかざし、エネルギーを使いなさい)
「は!そうか!よし」
ショーンは遺体安置所に向かった。
ミムーと他のアンドロイドの遺体を見つけ、手でパワーを送った。
ミムー達の体から、いくつかの光が体から浮かび上がり、天井に向かって昇り消えていった。
(たしかに受け取りました)
「ふ~。これでよしと。エイリアンといえ、たましいはあるからな」
ショーンは警察署前の駐車場に停めてあるキナーがいる電磁車に向かった。
キナーは待ちくたびれていた。
「遅いぞー。タバコどこにあるの?」
「すまん。遅くなった。ダッシュボードにあるよ」
ショーンはダッシュボードからタバコを取り出した。
「お。ブラックデビルじゃん」
キナーはタバコに火をつけて、ゆっくりふかした。
ショーンも一本吸った。
2人はホテルに向かった。
時刻は2日のPM10:43
ショーン達はホテルに着いた。
ショーンは強烈なテレパシーを感じた!
頭が痛くなるほどだ。
「く、くう!」
「どうしたの?ショーン!」
「ちょっと、先に部屋に行っててくれ、202号室だ」
(た、くさんの...)
(助けて)
(僕達は...)
「誰だ!何人もテレパスを感じる!」
(エリ..ア..51に..)
(早く..急いで)
ショーンはキナーを部屋に行かせて、ホテルの駐車場で電磁車を探した。
(すべての同胞...集まっている...)
(君が..リーダー..だ)
「う、うう..」
ショーンは自分の電磁車に入り、横たわった。頭が割れるように痛い。
「何だこのテレパスは...」