第5話 デトロイト18番街
ナビが
<まもなく、デトロイト18番街 減速開始 >
ショーンは減速し、ダッシュボードからコルトパイソン987改をフォルスターに装着した。
ショーンはキナーの寝顔を確認してゆっくりと車を降りた。
(ショーン。たまいしを回収しなさい。こちらに昇天させるのです)守護霊が言った。
「了解。」
ショーンは18番街の電信柱に隠れた。ネクスターの電磁車があった。
LyLyを起動した。
「おい。ドラミちゃん。」
[<(`^´)>さっきの人だれ?]
「こいつやきもちをやいてるんだな?そうか、おれが酔ってそうプログラムしたような....」
[あのバーにいるよ]
「何人だ?」
[しらなーい]
ショーンは制御CPUを使った。生体反応が3体ある。おそらく、アンドロイドだった。人間より体温反応が弱い。
ショーンは呼吸を整えた。
[左、胸のあたり。真ん中、頭蓋骨。チタンは完全装甲。]
「ありがとう。ドラミ。」
ショーンはドアをけると、コルトパイソンで左にいた男を撃った。
続いて、真ん中の男の頭蓋骨に命中させた。
チタンが怒り狂った。「こいつ、仲間がどうなっても..」
ショーンがLEXESで破壊しようとしたら、
「ねえ」キナーが後ろから話しかけた。
「うわ!ねてたんじゃないのか?」
「狸寝入りだよ!」
「わたしがあいつをたおすわ」キナーはどっから見つけたのか鉄パイプを持っていた。
「やめろ。やめろ。あいては完全装甲の月星人だぞ!」ショーンが制止した。
「平気だよ。」キナーがチタンに近づいた。
「この女!」チタンが暴走した。
ショーンはチタンの目を撃った。
「う、うおー!!」チタンはひるんだ。
「こいつー」キナーは鉄パイプでぶん殴った。
「あれー?こいつ硬い」
「だからー」
「じゃあ、ちょっとまってて。車にあったやつを」
「まて、なにする?」
「これ、これ」キナーは火炎放射銃を持ってきた。
「やめろ!制御CPUを回収しなきゃ、金もらえないんだぞ」
「じゃあ、ちょっとまって」またキナーは車に戻った。ネクスターの車の窓を割った。
「これ、これ」キナーは装甲貫通レーザーマシンガンをもってきた。
そのとき、左にいた男が復旧した。キナーの右手をつかんだ。
「いたい!離して!」
ショーンはもう一発胸に撃ち込んだ。男は倒れた。
「いたーい。もう、もう許せない。血がでたー!」
ショーンはネクスターを見つけ、急いで逃げた。
「ショーン...来てくれたのか....」ネクスターは虫の息だ。
「急げ。ネクスター。ここはやばい。」
ショーンは表にでると、ゴミ箱に隠れた。
バーからレーザー銃がめちゃめちゃに発射する音が聞こえた。すぐに炎上した。
キナーがゆっくりでてきた。
「ふぅー」
ショーンは急いで消防車を呼んだ。
ショーンとキナーはホテルに向かった。
「あ~いた~い。包帯したけど、まだ痛いよ」
「ねえ、私、チタンを倒したんだから、お金もらえるでしょ?」
「今はもらえない。」
「なんでよ」
「制御CPUが燃えた。アンドロイドかどうか今、警察で知らべている。」
「それに、バーが炎上したから被害届けがでた。600,000クレジットだ。」ショーンは吐き捨てるように言った。
「3人処理したとして、220,000、危険手当が70,000だから合計で290,000か。」
「310,000の借金だ。」
「あ、そう」キナーは寝た。
「あ~もう!なんなの?」
(たましいを回収しなさい)霊界が話しかけた。
「あ、そうでしたね。」ショーンは警察に行き先を変更した。