第40話 爆破
地球防衛軍のやつらはもうこの部屋の扉を開けようとしている。扉はがっちりロックされていて、銃で破壊しようとしている。
「脳内PCで送信しょうとしている者は屋上に避難しよう」エネキスが言った。 この6階の上が屋上だった。7人のインストールしているアンドロメダの仲間とショーンは屋上に階段で移動した。
扉は今にも破壊され、壊れそうだ。銃を乱射している。エネキス博士とイラック、イーラン。残りのアンドロメダの仲間もレーザー銃を構えた。テーブル、家具などに隠れて。
ついに扉が破壊され、アンドロイドらしき兵士が6人ほど入ってきた。銃を部屋に乱射している。アンドロメダの仲間は隠れながらもレーザー銃で応戦した。
屋上では暗号化データが92%に達していた。
「早く!もう少し。皆は無事か?やつらと撃ち合っている音がする」
[もう少し・・あと・・2%]
「よし。頑張れみんな!」
[100%よ!ショーン]
「いいぞ!ドラミ、なんとかってやつを送信してくれ!」
[量子テレポーテーション送信!]
エリア51のメインコンピューター室に設置された爆弾が量子テレポーテーション送信でセキュリティもすりぬけ、爆弾は爆発した。大爆発が起き、メインコンピューターは木っ端微塵に吹っ飛んだ。
ショーンたちや屋上にいた仲間は下の階に戻った。恐る恐る、ショーンは6階の部屋の扉を開けた。 地球防衛軍の兵士が動きを止め、静止していた。6人とも。
「ショーン・・送信できたのだな・・」イラックが負傷していた。
「イラック!大丈夫か!」ショーンは駆けつけた。
「俺は足を撃たれただけだ。エネキス博士を見てくれ。まともに撃たれたようだ」
ショーンはエネキス博士を探した。
「ショーンこっち。ここにいるわ・・」イーランが言った。
「イーラン!大丈夫か!」
「少し撃たれたわ・・エネキス博士は・・だめみたい・・」
「なに!?」
エネキス博士は頭を撃たれ、亡くなっていた。
「救急車を呼ぶ」ショーンはイラックの電子携帯を借りようとしていると、一人男が部屋に入ってきた。グルーゲル大佐だった。
「大佐!イラック!携帯を渡す」ショーンは電子携帯をイラックに投げ渡した。
「ショーン!ようやく追いついたぞ。世界中のアンドロイドを停止させてくれたな。私の計画がめちゃくちゃだ。許さんぞ」
(ここ部屋ではだめだ。負傷者もいるし、戦いづらい)
ショーンは屋上に向かった。
「こっちに来るんだ!グルーゲル大佐!」
 




