第23話 大爆発
電磁道路の終わりが見えてきた。ショーンは急いでタイヤを出した。
くそ。まずいぞ。ヘリに撃ち込まれてしまう。時速170キロのスピードから5メートル浮かんでいるのに強引に着地した。電磁車はすごい衝撃で、ショーンは必死に車をコントロールした。アクセルは全開。
なんとか走行している。
グルーゲル大佐の攻撃は続く。機銃を撃ってきていた。車は損傷が激しい。カーオーディオのマイケル・ジャクソンは音楽を奏でていた。
「ドラミ。この曲はなんだ?」
[スムース・クリミナル]
もう少しで軍事施設だ。ドラミ。どうやって侵入する?ドラミ?
[ショーン・・コーヒーキャンディーを・・]
だめだ。ドラミはシャットダウンしそうだ。カフェインキャンディーを舐めなくては。ショーンがキャンディーを取ろうとしたら、ヘリに激しく撃たれ、キャンディーが足元に落ちてしまった。
しまった!拾いづらいぞ。
[LyLy-Q.QverTW4 shutdown]
だめか・・ドラミ・・イラックにテレパシーを送るか!
(イラック・・頼むイラック・・)
(・・・・・)
(イラック・・通じないか)
(ショーン・・皆も応援している。頑張るんだ)
(軍事施設が近い。侵入の仕方が分からない)
(車を捨てるしかない。ウランを爆発させて建物にぶつけろ。爆発させるんだ。寸前で脱出すれば大丈夫だ。検討を祈る)
(やってみる!ありがとう!)
軍事施設が見えてきた。頑丈そうな建物だ。レーザービーム砲台がたくさん搭載さている。
ショーンは操作して中性子を吸収し核分裂し、ウランを不安定にさせた。ものすごい音がして発熱した。
「ショーンをとどめだ」グルーゲルはショーンの車を完全に捕らえ、機銃を撃ち込もうとした。
ショーンは急いでコーヒーキャンディーを拾い、ポケットにしまい脱出装置を起動した。車のサンルーフが開き、座席ごと打ち上がった。
「脱出したか?」グルーゲルは機銃を連射した。車は燃え上がり、軍事施設に突っ込んでいった。
それと同時に核分裂したウランが大爆発を起こした。
グルーゲルは眩しくて目をそらした。
軍事施設は激しく破壊された。ショーンはパラシュートを開き、地面に着地した。
急いで、シートベルトを外した。コルト・パイソン987改を持ち、ふらふらと走った。
グルーゲルは旋回して、着陸態勢に入った。
施設の崩れ落ちた箇所から、ショーンは侵入した。




