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転生を拒絶してもやっぱり転生させられた件

作者: 外天ハク

「何、ワシの決めた転生先が気に入らんと言うのか」


バカでかい声をあげたのは転生の神だった


顔は怒りに満ち、目は充血し、こめかみには血管が


浮き出ている。文字通り逆鱗に触れてしまったらしい


「えぇ、スライムなんてまっぴら御免です!」


生きてた頃から屁理屈ばかりかましてたせいか、場を


わきまえず口にしてしまう癖は死んでも抜けなかった


「だがお前がスライムに転生した話を執筆する作者は、


既に現世に転生済だ。あとはお前がその物語に登場す


るだけだ」


人の引いたレールに乗るのが嫌だったのも生きてた頃


まんまだ、これは死んでも死にきれてないのかも知れ


ない、なら俺はまだ生きてる?


「転生の神よ、もしかして俺はまだ死んでないんじゃ


ないのか?」


わずかな希望を胸に聞いてみた。


「阿呆だなお前。死んだから今、転生先を言い渡され


てるんだろが」


それは却下以外の何物でもなかった。やっぱり俺は


死んだのか。


「よし分かった。スライムが嫌だと言うのだな」


「ええ、嫌です!」


「では、メタルスライムに転生だぁぁぁ」


「そーゆー次元じゃ・・・・・・」


かくして俺は、某人気ゲームの敵キャラへ転生されて


しまったという噺。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 語彙力が高く、その人がどういう見た目をしているのかが考えやすかったです。 [気になる点] その人が某人気ゲームで倒されてしまうということで間違い無いでしょうか? [一言] 長編も見てみたい…
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