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お嬢の幸せを求めて  作者: 辺境の村人N
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第五話 お話と訓練

誘拐のあった次の日の夕方、お嬢に呼ばれた


「ブレストが助けてくれたって聞いたよーありがと!」

「まぁそれが仕事だからな。ただ次から少しは周りに警戒するんだぞ?」

「はーい。ねぇブレスト?」

「うん?どうかしやしたか?」

「けはいってどうやって探るの?」

「うーん、お嬢はそれを知ってどうするんだ?」

「わかるようになれば皆にめーわくかけなくて済むと思ったの!」

「なるほど。じゃあちょっと特訓でもするか?」

「うん!どうやるの?」

「お嬢。まず気配って何だと思う?」

「えーっと...なんかそこにいるなーって感じがわかるもの!」

「そうだなぁ、そこにいるなーってどうやって確認できると思う?」

「わかんない!」

「よし、じゃあまずそこからだ。お嬢少し目を瞑ってくだせぇ」

「はーい」


お嬢が眼を閉じたのを確認して少し離れてお嬢に向かって走り目の前で止まる。


「何か感じたか?」

「風がきた!」

「お嬢に近づいた時に押し出された風がお嬢に辺り今お嬢は俺の存在に気が付いた」

「うん」

「簡単に言えばこれも気配察知だ。といっても自分の方向に走ってきた人がいるなくらいしか分からないけれども」

「でもそこにいるなーってなったね!」

「それなんすよお嬢!風をもっとうまく使えば気配察知はできる!」

「おぉ!できる気がしてきた!」

「じゃあお嬢次のステップだ。お嬢は魔法を使えやすか?」

「できるよ!かいふくまほー!」

「なら魔力の使い方はたぶん大丈夫だ。魔力を空気に溶け込ましてくれ」

「んぇ?」

「ん?空気に魔力を押し流すんだぞ?」

「どうやって?」

「え?普通に」

「?」

「?」


なんか話がかみ合わず今日はそこで終わった。

こうやって夕方に関わる機会は増えたが結局お嬢の気配察知は上達しなかった



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