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ミライエイゴウ

作者: 推乃葉




世の中は今迄の常識をなくしてしまった。



何十年か前にも、世界中で大流行した新型コロナウィルスで多くの人間が死亡したのだが、今回の未知のウィルス…『フレアウィルス』による感染症はタチが悪い。



先ず感染発症した人間の致死率が9割を上回るという強毒性があり、潜伏期間も20日前後で感染した人間は無症状のまま死のウィルスを撒き散らす、感染力は今迄のウィルスとは比べ物にならない、発祥した人間は高熱を出し、頭や腹部の痛みを感じた後、消化器、鼻、耳などから激しく出血して死亡する。




6か月前に中国の湖南省でこの悪魔的なウィルスが最初に確認されてから、既に世界の人口は1/5に減った。もはや医療機関がまともに働いている国など皆無だ。




既存の薬で『フレアウィルス』に対抗出来るモノは無く、ましてやワクチン開発は遅々として進んでいない現状だ…




世界総人口が1億人を下回り、このまま人類は滅亡の道を進み奈落に落ちる寸前に奇跡的にワクチンの開発に成功した。




動物実験で成功を目の当たりにした開発者は絶叫した。




「これで人類滅亡は止められる!」




臨床試験、治験等を最短で済ませ、全世界の人々にワクチン接種が完了するまでに総人口は1000万人まで減っていた。



残された人類が結束し、これからの未来を築こうとしていた。



『フレアウィルス撲滅の日』から半年後に、

ワクチン開発者から世界に発信があった。



「…あのワクチンには重大な副反応が判明しました…ワクチン接種した全ての女性が不妊症になります…」



世界は阿鼻叫喚し、直ぐに沈黙した、黙るしかなかった。





私は人類最後の人間です。









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