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好きと言われると僕もその子を好きなる!?

作者: 七瀬


僕はつい最近、顔も憶えていないような女の子から【告白】された!


僕が、学校帰りの自転車置き場で自転車に乗ろうとした瞬間、、、!?


一人の大人しそうな女の子から、呼び止められる!


『あのう、高瀬さん、、、ちょっといいですか? 話があるんですけど...?』

『あぁ、それは別に構わないけど、、、。』


この時、僕は考えていた! 年下?【この子、誰だろう?】



『実は私、、、高瀬さんの事が前から【好き】だったんです。』

『えぇ!? ...そうなんだ。』

『もし、誰とも付き合ってないなら私と付き合ってください!』

『...あぁ、いいよ!』

『本当ですか?』

『...うん。』



僕は、あんまり知らないこの子と付き合う事にした。


そもそも、今好きじゃなくても付き合っている間に好きになるかもしれない!

まぁ軽いノリもあって、今別に好きな子もいないしイイかなと思ったからだ!


『高瀬さん、明日空いてますか?』

『あぁ~うん、どうして?』

『デートしませんか?』

『...そうだね! いいよ! 何処に行く?』

『遊園地とかどうですか?』

『いいね! そうしよう!』


彼女は、物凄く喜んでいた。

でも、僕は出来れば一人で家でゴロゴロしていたかったなと思っていた。



次の日、彼女とデート。

やっぱり、少しオシャレした方がいいよな~!

普段は、テキトーな格好なのに、、、。


デートって言われたら、、、?

テキトーな格好が出来ないじゃん!!!


待ち合わせの場所に、僕が先に着いて彼女が僕より少し遅れて来た。

正直、彼女を見て 『可愛いと思った!』


デートをするとなれば、、、やっぱり女の子はオシャレをするよね!

何時もの感じじゃない彼女がイイなって思った。


二人で、遊園地に行って乗り物を乗る。

僕は絶叫系が本当は苦手なのに、、、。


『彼女には、君が乗りたいものなら何でも乗ろうよ~』


カッコつけて、、、つい言ってしまった!?

【僕はアホだ!!!】



彼女は絶叫系が大好きで、ガンガン乗りまくった!

僕は、ヘロヘロになりながら見栄だけはいっちょ前につけていた。


『全然、大丈夫だよ! もっと乗ろうよ~!』

『高瀬さん! カッコイイ~~!!!』

『まあね!』


僕の本音は、、、【もう乗りたくない! 家に帰りたい!】

...それだけだった。


彼女は無邪気にきゃきゃしていた!

まぁ、それはそれで可愛いからいいんだけど、、、?

もう、乗り物はキツイ!!!


そしてやっと、彼女の口から、、、。


『少し、休憩しましょうーか?』

『ううん、それでいいの?』

『はい! 高瀬さん、少しお腹空きませんか?』

『そうだね!』

『じゃじゃ、休憩しーましょう!』


そう言うと、、、?

彼女は僕の腕を掴んで売店へ。



彼女に何を食べるか聞いてみた?

『何食べる?』

『フランクフルトとかよくないですか?』

『いいね!』

『飲み物も買ってきますね!』

『...うん。』


彼女は、気が利く子だ!

だけど、、、自分の意見もあって...。

なんか、この短い期間でどんどん彼女の事が好きになってきた!


彼女も僕の事を【すき】とか冗談ぽく言ってくるから余計に好きになっている。

彼女の見た目も、そんなに悪くない!


性格もとっても優しいし!



遊園地デートも終わり、二人で晩ご飯を食べに行って、たくさん彼女と

話をして、気が付けば僕の方が彼女より好きかもしれない!

完全に彼女にハマってしまった!?


しかも、、、?

帰りには初めてのデートで、はじめてのチュウをした。

こんなに、幸せな事はない!!!



案外、男は......?


『女の子に好きと言われれば、好きでもない女の子でも好きなる!』


【これは、、、? 本当だなと思う!】




最後までお読みいただきありがとうございます。

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