好きと言われると僕もその子を好きなる!?
僕はつい最近、顔も憶えていないような女の子から【告白】された!
僕が、学校帰りの自転車置き場で自転車に乗ろうとした瞬間、、、!?
一人の大人しそうな女の子から、呼び止められる!
『あのう、高瀬さん、、、ちょっといいですか? 話があるんですけど...?』
『あぁ、それは別に構わないけど、、、。』
この時、僕は考えていた! 年下?【この子、誰だろう?】
『実は私、、、高瀬さんの事が前から【好き】だったんです。』
『えぇ!? ...そうなんだ。』
『もし、誰とも付き合ってないなら私と付き合ってください!』
『...あぁ、いいよ!』
『本当ですか?』
『...うん。』
▽
僕は、あんまり知らないこの子と付き合う事にした。
そもそも、今好きじゃなくても付き合っている間に好きになるかもしれない!
まぁ軽いノリもあって、今別に好きな子もいないしイイかなと思ったからだ!
『高瀬さん、明日空いてますか?』
『あぁ~うん、どうして?』
『デートしませんか?』
『...そうだね! いいよ! 何処に行く?』
『遊園地とかどうですか?』
『いいね! そうしよう!』
彼女は、物凄く喜んでいた。
でも、僕は出来れば一人で家でゴロゴロしていたかったなと思っていた。
▼
次の日、彼女とデート。
やっぱり、少しオシャレした方がいいよな~!
普段は、テキトーな格好なのに、、、。
デートって言われたら、、、?
テキトーな格好が出来ないじゃん!!!
待ち合わせの場所に、僕が先に着いて彼女が僕より少し遅れて来た。
正直、彼女を見て 『可愛いと思った!』
デートをするとなれば、、、やっぱり女の子はオシャレをするよね!
何時もの感じじゃない彼女がイイなって思った。
二人で、遊園地に行って乗り物を乗る。
僕は絶叫系が本当は苦手なのに、、、。
『彼女には、君が乗りたいものなら何でも乗ろうよ~』
カッコつけて、、、つい言ってしまった!?
【僕はアホだ!!!】
▽
彼女は絶叫系が大好きで、ガンガン乗りまくった!
僕は、ヘロヘロになりながら見栄だけはいっちょ前につけていた。
『全然、大丈夫だよ! もっと乗ろうよ~!』
『高瀬さん! カッコイイ~~!!!』
『まあね!』
僕の本音は、、、【もう乗りたくない! 家に帰りたい!】
...それだけだった。
彼女は無邪気にきゃきゃしていた!
まぁ、それはそれで可愛いからいいんだけど、、、?
もう、乗り物はキツイ!!!
そしてやっと、彼女の口から、、、。
『少し、休憩しましょうーか?』
『ううん、それでいいの?』
『はい! 高瀬さん、少しお腹空きませんか?』
『そうだね!』
『じゃじゃ、休憩しーましょう!』
そう言うと、、、?
彼女は僕の腕を掴んで売店へ。
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彼女に何を食べるか聞いてみた?
『何食べる?』
『フランクフルトとかよくないですか?』
『いいね!』
『飲み物も買ってきますね!』
『...うん。』
彼女は、気が利く子だ!
だけど、、、自分の意見もあって...。
なんか、この短い期間でどんどん彼女の事が好きになってきた!
彼女も僕の事を【すき】とか冗談ぽく言ってくるから余計に好きになっている。
彼女の見た目も、そんなに悪くない!
性格もとっても優しいし!
▽
遊園地デートも終わり、二人で晩ご飯を食べに行って、たくさん彼女と
話をして、気が付けば僕の方が彼女より好きかもしれない!
完全に彼女にハマってしまった!?
しかも、、、?
帰りには初めてのデートで、はじめてのチュウをした。
こんなに、幸せな事はない!!!
案外、男は......?
『女の子に好きと言われれば、好きでもない女の子でも好きなる!』
【これは、、、? 本当だなと思う!】
最後までお読みいただきありがとうございます。