表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

自転車で公園まで行った。

作者: 高田 優

読みに来てくれてありがとうございます。

自転車で公園まで出かけた。

今日はどこへも出てなかったからだ。

昨日までいろいろなことがあり、今日は落ち込んでいた。だから今日は自分で喪に服す日と決めていた。

だが、一日何もしないでいるのも退屈なわけで、気分も暗くなってくる。

夕方まで家でゴロゴロしていたが、自転車で公園まで行こうと思った。

僕の自転車はMTBやロードバイクではなく、単なるシティサイクルだ。

漕ぎだしてそんなに立たないうちに涙が出てきた。

自転車を漕ぐと風を受けるから涙が出てくるのはよくあることなのだが、今日は無性に出てきた。

公園までだいたい20分くらいで到着した。

大きな公園で、歩いて回るのも時間がかかるので、そのまま自転車で公園内をサイクルした。

日が傾き、夕暮れ時といっても時間が落ちてきているのにたくさんの人がいた。

5分咲きの桜をカメラに収めようとする人、大勢でバーベキューの道具を運ぶ人たち、外国人と日本人のカップル、子供連れのファミリー、ジョギングにいそしむ人etc.いろんな人がいた。

何となく家を出てから、今日は小説を書こうかなと思っていたので、どんなことを書こうか、どんなものが見えて、どんな気持ちになるのかいろいろと思ったりした。

僕はいい歳して独り身なのだが、カップルや子供連れのファミリーを見るととてもうらやましく思えた。

子供がいて、家を建てていてもおかしくな歳だ。まだ縁に恵まれていない。

自分としては、勉強や仕事、がんばってきたつもりだが、そんな努力と幸せを感じることは別なんだ。

報われたこともあれば報われていないこともある。

悲しい気持ちになることは多いが、明日からも元気で過ごせればいいと思う。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ