表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何事も0から  作者: 六道千晴
5/22

気になる人(・ω・ ´ )?

昼休み。いつものお気に入りの場所ではなく


中庭にやってきていた。


僕が来たときにはもう、湊さんは来ていた


「あ、鐸さん!来てくれると信じてました♪」


同じクラスなわけだから別行動しなくてもいいような気がするが


そこは気にしないでおこう


「鐸さんの好みを聞いてなかったのでお口にあうか分かりませんが・・・・」


そう言って僕が食べても恥ずかしくない弁当箱を出した


開けてみると肉食ではないと判断したのか


野菜3割、肉3割、ご飯4割というようなものだった


意外と苦手なものはなく、逆にほとんど好きなものであった


一口食べて思ったこと。料理上手いな


「誉めても食後のデザートしか出ないよ~~?」


出るのかよ。まぁもらっとくが


あれ?湊さんは弁当ないの?


「湊さんは絶賛ダイエット中なのです!なので今日の昼飯は抜きなのだぜ!」


・・・・三食のうち一食ぬくと


逆に太ると聞いたことあるけど


「なんと!衝撃の事実!?やってしまいました~」


やれやれ、これ半分やるから


「いや、鐸さんに迷惑かけるにはいけません!今日は我慢します!」


そういった瞬間、ぎゅるるるとお腹の音がなる


・・・・体は正直だな


「は、恥ずかしい~聞かれたくない音ランキング4位のお腹の音が鳴るとは」


顔を真っ赤にしてそう言う湊さん。


いやなんだそのランキング


はいはい。口開けて


「うぇ!?い、いや自分で食べれますよ!」


え、そーなの?


「初知りみたいな顔しないでくれます!?」


「ははは、やっぱり面白いね、君」


そう言ってから、あっと思ってしまった


ずっっっっっと無口だったのに


口を開いてしまった。


「え、鐸さん、喋ってる?笑ってる?」


君は僕のことをなんだと思ってるんだ


ちゃんと喋るし笑える


「鐸さん普通に喋れるのに、なんでそんなに無口なの?」


・・・・なんでだったかな。忘れてしまった


「湊さんの前ではきちんとお話をしましょ♪いいでしょ?」


気が向いたらね


僕はそう言ってその場をあとにした



喋る、か。


できればいいな


「なにをですか?」


なにをって、喋ること・・・・ん?


気がつくと僕は一年生教室の廊下を歩いていた


目の前に赤というか、朱色くらいのみつあみをした女の子がいる


お前、なんで僕の心のなかを?


「やっと会えた♪先輩♪」

千晴「ハロー♪次回予告の時間よん♪」


無口な鐸がしゃべったことにより


鐸はなにかしらの心を持ち始める


そんな時に謎の美少女登場!


その少女の正体とは!?


次回!『新たな刺客』


千晴「次回も読まなきゃお仕置きしちゃうぞ♪」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ