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何事も0から  作者: 六道千晴
3/22

憂鬱な女子会

放課後、一人で帰っていると


道中葵に会った


「あ、鐸君!今帰り?横いてもいいかな?」


ああ、もちろんいいよ。


「一昨日はびっくりしたな~鐸君が友達を連れてくるなんて、今までなかったからさ」


僕と葵は幼稚園からの仲だが


確かにいつも葵としかいなかったから


まともに友達は紹介したことはない


「席は遠いけど、ほとんど旭君といるよね 」


よく勘違いされるが、旭がいるときは大抵湊さんもいる


「ラムさんもたまにいるよね。鐸君を間にはさんでお話してるもんね」


僕には全くわからない話だからやめてほしいとは言ってるんだけどね


・・・・ん?あそこにいるのは旭?


「あら!鐸ちゃんじゃない♪葵ちゃんも奇遇ね」


そこでなにをしている?


「湊ちゃんが一人でいたから一緒に帰ろうと言ってさっきまでそこにいたんだけど、どっかいっちゃったの」


僕以外の感覚だが、存在感のない湊さんは


となりにいるのに、よくいなくなる扱いさせられるらしい


なので多分近くに・・・・


「はぁ~猫さんかわいいなぁ~」


「プリティですね~♪なでなでさせてくれますよ~!」


・・・・なんか増えてる


なんでラムさんもいるんだ?


「Oh!皆さんお揃いでどうしました?」


湊さんを探していたんだよ


「あ、鐸さんに皆さん!どうしたの?」


湊さん探してたんだよ。二人しておんなじ反応するな


「あら可愛い猫ちゃん!私もさわらせてー!」


旭までいくなよ。君はこっち側のはずだ


「あはは、いっきに賑やかになったね」


なんかごめんね葵・・・・こいつらのせいで


「ううん!いいのいいの!せっかくだから家あがる?皆歓迎するよ」


「「「やったーー♪」」」


やれやれ・・・・大丈夫かな・・・・



「おおー!綺麗なお部屋だね~!」


「beautifulですね~♪私もこんなところに住みたいでーす♪」


「素敵だわ~♪鐸ちゃんもすみにおけないわね♪」


なんで僕になるんだ


今のは湊さん、ラムさん、旭の順番だが


確かに葵の部屋はいつきても綺麗だ


「そんな誉めてもなにも出ないよ~?麦茶もってくるから適当に座っててね」


そう言って部屋を出る葵


すると三人は話し出す


「やっぱりそうよね」「ですね」


なんの話だ?旭


「部屋なんだからエ○本あってもおかしくない!」


男部屋かここは


「いまから探索するのでーーす!」


なんで泥棒の格好をしてるんだラムさんは


「全速全身だよー!」


進んだらすぐに壁に激突するからやめときなさい湊さん


そんな話をして色んなところをさぐる三人


いや、二人はいいんだが、旭は探ったらダメだろ


あきすの集団かお前らは


全く、大丈夫だろうかこいつらは


「あああ!なにしてるの三人とも!」


おお、葵来たのか。僕じゃ止められなかったから


後はよろしく


「後はよろしくじゃないよ!お願い止めて~!」


全く、賑やかだな。憂鬱ではあるけど


さて、僕も止めるのを手伝うか

あとがき『次回予告』


「葵です。次回予告をお伝えします。」


次回は鐸君の家族がわかるもよう


ですが鐸君とは血が繋がってないはずの人たちがいた


果たしてその人とは?



次回『鐸の親は作者?』


「次回もお楽しみにね」

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