プロローグ
最初に君に問おう
君はある有名な戦国武将の子孫だ!と言われたとき
果たして信じるだろうか
芸風かなにか?とか
どうせ目立ちたいだけでしょとか
様々な言葉が聞こえる気がする
それには一理・・・・いや百理くらいある
僕も信じていなかった
まだ、そんな子孫だとかなにも知らないときの
僕の話をしよう。
あの方と作ったあの世界へ
「・・・・て・・・・きて・・・・起きて鐸」
ん。この感触は机?
ああ、学校で居眠りしてしまったようだ
僕は寝ぼけまなこで起きると
「鐸ちゅわ~~~~~~~~~~~~~~ん!」
いきなり男が抱きつこうとした
僕はすぐにそれを避ける
「あぁんもうなにすんのよん!」
それはこっちの台詞なんだけど
まさか起こされたのがドアップではちょっときつい男
大塚 旭とは。一応警戒して正解だった
「鐸ちゃんが居眠りなんてらしくないわね。寝不足?」
まあ、ここ最近ネットサーフィンで忙しいし
「そうだ!どうせもう昼休みなんだし、一緒に食べなぁい?」
それならいいんだけど。場所を変えよう。僕のお気に入りがあるんだ
「あら♪素敵~~♪じゃあラムちゃんも誘うわね♪」
え?なんでそこでラム・ベリウェル・イレブン。略してラムが出てくるの?
「最近友達になったのよ~今聞いてくるわ~」
旭はオネェのせいか、女友達のほうが多い
まあ、あれで男がよるほうがおかしな話だが
それでも旭は男にも女にも人気だった
女心も男心も分かるのが一番の理由らしい
・・・・ん。あそこでポツンと座ってるのは
湊さん?
「うぉあ!あ、あなた湊さんのことが見えるのですか?」
変な驚きかたをするね。見えるって幽霊じゃあるまいし
「おお!この湊さんの存在感のなさを見破るとは!あなたはどなた?」
僕?僕は鹿ノ下 鐸。君は?
「私は佐藤 湊。いつもいなくなる扱いさせられるけど、意外と近くにいるのでよろしくです」
そんな会話をしていると
交渉成立したのか、ラムと一緒に旭が来た
「こんなところでなにしてるの鐸ちゃん。その屋上にいきましょう」
何を言ってるんだよ旭。この一人ぼっちの子も連れてくぞ
そう言うと今度はラムが反応した
「一人ぼっちの子?それって誰のことですか?」
ん?どういうことだ?
僕が困惑していると今度は湊さんが耳打ちしてきた
「鐸さん。あなた以外は湊さんの存在感のなさで気づいていないのです。」
大分重症だな・・・・それは仕方ないことか
まぁいい。じゃあ僕のお気に入りの場所へいこう
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僕のお気に入りの場所。それは屋上の奥
ここは風通りがよく、夏も冬も涼しい
そこに行くと、僕の幼馴染みの望月 葵がいた
「鐸君!遅かったね。どうしたの?」
ごめんね葵。今日は少し騒がしいよ
「やだぁ~騒がしいだって。鐸ちゃんもやーねー」
「そうですよ!お食事中くらいマナーは守りまーす!」
「湊さんも!と言っても気づかれてないか~」
上から旭、ラム、湊さんという感じで反論がくる
それに苦笑いの葵
「まぁまぁ、楽しい給食みたいなものだし、さっさと食べよっか」
「「さーんせーい♪」」
やれやれ、軽く女子会だな
湊さん以外の三人は僕には一切わからない話をし始めた
気を使ったのか、湊さんが話しかけてくる
「いつもこんな感じなのかな?」
いつもというか、昨日までは葵と一緒に食べてたよ
「湊さんは興味津々!ぜひ明日もご一緒していいですか?」
もちろんいいよ。君なら大歓迎
「本当ですか!?嬉しいです~!」
そんな会話をしていると
湊さんが見えない(?)三人は怪しみ出した
「さっきから鐸ちゃん誰と話してるのかしら」
「Oh、ついにゴーストを見る人現る!?ですか!?」
「ラムさん。多分それは違うとおもうよ?」
少し個性豊かな人たちだ。さて、そろそろチャイム鳴るし教室に戻るか
あとがき『次回予告』
「湊さん参上!次回予告の時間だぜ!」
次回はラムさんのお話!
鐸さんが学食にいくとラムさんがいたもよう?
色んな話をしていくが果たして何が起こるのか!
おお!燃え上がって参りました♪
次回『幻の学食』
「次回もお楽しみにね!」