2023/10月分
そう信じて、目を閉じた。
あれがゲームセンターに現れて、流れが変わった気もする。
今もいろいろ面白いタイトルがたくさんあるし。
歩数計とゲームって、かなり相性が良いよね。
それはまるで、プログラムされているかのように。
絶対に青信号で渡れるタイミングで交差点に
止まってると思ったので電話かかってきてそれに対応したら結局墓で泊まるコザで泊まることになった
ここ一か月ほど。
神コーデ
緑の遭遇したことがないと必ず止まるなぜなのか。 ここまで徹底していると理由を探りたくなる。
必ず止まるとわかってるのである意味安心だ。
後で困らないとドキドキする呼び名。 もしわかってしまったら追い込まれていく。
こうなったら……不意をついてやるぜ!!
「昨日、ヤスイスーパーでテレビの収録あってさ!アイドルの子生で見ちゃった!」
「コレ、温泉のお土産!見て見て、めちゃめちゃ肌がしっとりしてるでしょ!」
「最近毎日歩いてるから、ちょっと引き締まってきたの!」
「新しくできたカフェ、割引クーポン配ってたんですよ」
「この前嫁さんとハイキングに行ってね、その時に撮った写真がバズってさあ!」
……月曜の朝から、職場がうるさくてイライラする。
……私の他に、イライラしている人がいなくて、イライラする。
みんな、能天気でいいですね。
みんな、幸せでいいですね。
みんな、
これは…ぞうきん行き
これも…ぞうきん行き
でも……、あと一回使ってからにしよう
愛着のあるタオルを、
自分も愛着を持ってもらうのだと
自分も長く使ってもらうのだと
自分も物持ちがいい
我が家は本当に……、物持ちが良いなあと
我が家は実に……、物がどんどん溜まっていくなあと
分け合うのがあたりまえ
みんなが幸せ、みんなが楽しい
ごめんねの存在しない世界
ありがとうの存在しない世界
欲しかったら分けてもらう
いらなかったら分けてあげる
食べるものはたくさんあった
平和で穏やかで、全部ある世界
変わらないつまらない、何もない世界
私の感情が、この街を…汚染してしまうかもしれない
私の黒い感情が、カラス達の命を…奪ってしまうかもしれない
真っ黒いカラスの足元に転がっている、どす黒い私の感情を見て、不安がよぎる
重苦しい
ゴミ袋に詰め込んだ、私が捨てた感情があふれ出した
みるみる散らかっていく
見向きもされない私のゴミ
ばさっ…ばささっ……
どこからか大きなカラス達がやって来て…、ゴミ袋を漁り始めた
「ざしゅっ!」
「がさっ!!」
「かぁー!」
「ビリ、ビリ…」
大きなカラス達が、ゴミを食い荒らし始めた
「ざっ!」
「ばさっ!!」
「かぁー!」
「ばリ、ばリ…」
大きなカラスに圧倒されて、にじり、にじりと…後ずさる
ゴミ袋からこぼれる、燃えるゴミ
ゴミ袋からほじくり出される、残飯
グロテスクな光景から、目が…離せない
ゴミ袋に押し込まれた誰かの日常が、こぼれていく
ゴミ袋に詰め込まれた誰かの不要品が、あふれ出していく
ありふれた街の、ありふれたゴミ捨て場が、見苦しく…汚れていく
ただ一心に食べものを求めている、野生動物の姿に…恐れ戦く
食い散らかされる生ゴミ
撒き散らされる紙ゴミ
飛び散っていく生活ゴミ
貪欲なカラスが…、私の捨てたゴミ袋をつついた
ゴミ袋に押し込まれた、私の捨てた感情がこぼれだす
転がり出した気持ちの悪いモヤモヤが、大きなカラスに啄まれる
「……ケッ」
食べ物ではないと瞬時に見分けたカラスが羽をバタつかせたのは…見苦しく、苛立っているからだろうか
「かぁー!」
「がぁー!!」
ばっさ、ばっさ!!
ばさ、ばささっ!!
干からびたキュウリを奪い合うカラスが、小競り合いを始めた
穴のあいた袋からあふれ出した、私のゴミが…羽ばたく風にあおられて、転がっていく
私のゴミが…街に放たれていく
街に、私の感情が…あふれ出してしまう
私の、どす黒い感情が…街を汚してしまう
ああ…、平和で、穏やかな、…街が
……街が、私の、せいで
街は、私のゴミなんかには全く影響されず
干からびたみみずのすぐ横で、
限られた時間というものを楽しませてもらった。
何かをしていても、何もしないでいても、
流れていく時間という、成約。
…回収してもらえば、この肉体をレンタルしてきた時の資産が返ってくる。
だがしかし、再びこの肉体を楽しむためには、更なる対価の提供が必要となってしまう。
自由度の高い肉体は人気だから、レンタル待ちになってしまう可能性もある。
ダメだ、食べられなくなったとわかったとたんに、ラーメンへの執着が!!
俺は、ラーメンが食べたい。
俺は、ラーメンが食べたくて仕方がないのだ。
もう一度、あの美味いラーメンを。
もう一度?いや、ずっと食べたい!
これで終わるなんて…いやだ!!
そうだ、時間を巻き戻そう。
子の身体を手に入れたばかりの頃に戻ろう。
善は急げだ、ハネンカシ星人からこの身体を受け取ったあの日に座標を合わせて…
……シュッ
あたりが明るくなった。
よし、これで…目を開けば、眼球で初めて見た世界の異様さに驚いたあの日に!!
……ぎゅる、ぎゅるぎゅる
……?
おかしな音がする。
……これは、一体?
「ちょっと!!困りますよ!!アンタ…何勝手な事してるんだ!!」
「コピーばっかしてると線がガタガタになって
もしかしたら、好奇心旺盛な異星人に買われて、再び共有生活を送ることになるのかもしれない。
正直大混乱がずんちゃかずんちゃか押し寄せてヤバい!!えーとえーと?!
栄養満点のバランスの良い、誰もが羨む美味い弁当を作ってくれている、という話。
嫁さんが
また別の日に買いに来ようか、いやしかしふりかけはすぐに買うことを失念してしまうモノの上位にランクインするツワモノだ。ふりかけの在庫が乏しい今、次回を期待してこの場を去れば…事故が発生する可能大!
……まあ、少々の体重増加は致し方あるまい。
食欲の秋なんだし、大自然の法則を受け止めてこそ正しい人間の在り方でいられるというか、なんというか。
でタラコ味が余ってしまうことになり、私が消費する事になって、白米の摂取機会が増えて体重もそれに比例して爆増しで……うん、やめとくか。別のやつ…、
まぁ心配する必要はないけど、ずっとコレが良いとか言い出されるとただでさえ高いエンゲル係数がー!
毎回どうぞと差し出しているのだが、中身のふりかけまでしばしば拝借される事があり、いい加減苛立ちが蓄積されて…
案の定の図々しい発言に、返事もせずに
受け取ったふうせんを眺めるもいいでしょう
うけとったふうせんを
ふわふわと浮く、風船を…ぼんやり眺めてみませんか?
笑っているうちに、何が面白くて笑っているのかわからなくなるけど
笑っているうちに、笑うという事だけに集中することができるから
つまらない
悩むアナタに、はい…どうぞ
伝説の落語家の
イライラしている貴方に、ハイ…どうぞ
憎しみがあふれ出している貴女に、はい…どうぞ
ふうせんが皆さんの重苦しいものを
秋のバザーで、風船を配ることになった。
もらってテンションが上がるものを配ろうということになり、風船が選ばれたのだ。
私は流浪のふうせん屋さん
ゆらゆら揺れるふうせんは、とても魅力的でしょう?
重力に逆らって空を目指すふうせんは、とても魅力的でしょう?
広い空に解き放たれていくふうせんは、とっても魅力的でしょう?
可愛らしいふうせんに、空気よりも軽いものを詰めて配りますよ
落ち込むあなたに、ハイ…どうぞ
気分の晴れないあなたに、ハイ…どうぞ
重苦しい空気に纏わり付かれているあなたに、ハイ…どうぞ
お笑い芸人のライブを見て大笑いをしている人の、ハイテンションを詰め込みました
素敵な人に告白されて舞い上がっている人の、天にも昇る気持ちを詰め込みました
仕事が絶賛されて自分の進むべき道を決めた人の、どこまでも上を目指すと誓った心を詰め込みました
たまには、能天気に笑ってみましょうよ!
天国に届くくらいの勢いで、笑ってみましょうよ!
笑っているうちに、何が面白くて笑っているのかわからなくなるけど
笑っているうちに、笑うという事だけに集中することができるから
大自然を望む窓が欲しい人も、あまりにも澄んでるものですから、
澱んだ空気の中に放つわけにもいきませんでして、ちょっと場慣らし的に置かせてくれるところをね、探してたんですよ!
空気というのはですね、生き物しか吸わないもんなんです。命を無くした皆さんがいる場所ではね、わりと有り余っちゃってるような状態でしてね。