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能面男のサバイバル、始まる 8

ザ・異世界体験をした翌日、前日に伐採したままのシナノキの繊維層剥がしを終え、前回作った穴の中を確認する…まだ煮た後の水が抜けないな…底の石を一部ずらしはしたが、溶け出した成分なのだろうか、ドロッとした状態の水はまだ残っている。

土で埋めようかとも思ったが…掘り返すのが面倒だったので、仕方なく穴は水が抜けたらまた石を敷き直して使うとして…壁面の穴堀りをするか。壁面に向かい、スコップで掘り進めようとした時だ。


「おーい」


昨日聞いたばかりの声…ゼノだ


「ゼノさん?どうかしましたか?」


「いやぁ、昨日あの後な?ローザと話し合ったんじゃよ」


「はぁ」


「で、な?ウチには今、空き部屋があるんじゃよ」


「はぁ…」


「来んか?ウチに」


「はぁ?」


語彙力も死ぬわ、そりゃ。今から家作ろうとしてるタイミングで、まさかの居候のお誘いときた。


「いやぁ、実はな…ワシとローザの間には子もおらんくてのぅ」


異種族同士での子供は…いや、ハーフ何たらとか聞いた事があるが…


「で、の?実は色々考えたんじゃよ…ケンタロウはもしかしたら一人が良いのかもしれん、とか、何か事情があるのかもしれん、とか」


いや、全く…というか、サバイバル生活の練習で二泊三日予定が、まさかの本格的サバイバル生活になっただけです。


「じゃが…突然に違う世界に連れてこられたんじゃ、恐らくじゃが…色々困っておるんじゃないかと思ってのう」


困ってます、主に飯とか、家とか、飯とか飯とか、あとは飯に。


「で、じゃ…ワシが昔、建てたはいいが使っておらん倉庫があっての。そこは、雨風は凌げるし、作りこそ頑丈にしたんじゃが…そもそも使い道が無くてのぅ…いくつか道具なんかを置いてはあるが、如何せん使っておらんのじゃ」


「つまり、そこを貸していただける、と?」


「うむ、ついでにワシの仕事を手伝ってくれたら、多少じゃが小遣い程度の金も払う」


それはもう、住み込みの仕事では?


「それで、そこに暮らしながら色々揃えて、いよいよ自分の家が出来たらそこに引っ越せば良い」


なるほど、仮拠点という事か…しかし、お金を貰っても…使い道がなぁ…


「ワシはの、鍛冶職人をしとるんじゃ」


何と分かりやすくドワーフなんだ


「とは言うても、武器やらはもう殆ど作っておらん、色んな道具類を作っておるんじゃ。それをな、いくつか注文受けたもんを作って、出来たら町に卸しにいく…そうやって暮らしておるんじゃ。で、の?ケンタロウにも運ぶのを手伝ってもらえんかな、と思って」


「つまり、出来た品物の運搬を手伝って、変わりに倉庫を貸してもらえる…と」


ゼノが首を横に振る


「いやいや、住むのはケンタロウの自由じゃ、どうせ使っておらんからな。暇な時に手伝ってもらえたら、という話じゃ」


確かに、足りない物は多いし、町とやらにも此方の世界の文化を知る為にも行ってみたい

だが…ゼノの制作物を売って生活しているのなら、小遣い程度とはいえ、金を貰うのは気が引ける

使ってないとはいえ、倉庫を拠点として借りる以上、何もしないのも気が引ける


「お手伝いはしますが、お金は…」


率直に断ろうとした俺にすすっ…と近付いてきたゼノは、耳打ちするかのように


「実はの…昔、婆さんもワシも、結構に稼いでおっての…実際、働かなくても大丈夫な位の蓄えはあるんじゃよ」


と、俺の心配事の1つをフルスイングのホームランでかっ飛ばすような事実を告げた

だが、本当なのだろうか…


「正直…余っておる、恐らくは生きている内に使いきれん程に」


このお爺ちゃん、俺が強盗の類いだったらどうするのかと


「安心せえ、ワシも婆さんも、まだそこいらの族ごときには負けんよ」


そうして見せてくれた腕は…太っ!?マジかよ!俺より太いぞ!?すげぇ筋肉だし、これが老人とか、どうなってんだよ!?つーか、フォレストボアとか腕力でぶん投げられるんじゃないか!?

こんな筋肉あるんなら、荷物運びなんているんだろうか…


「まぁ、暇になったらでええんじゃよ」


悪くないなんてもんじゃない、破格の話だと思う、思うが…


「あの、なんで昨日会ったばかりの俺にそこまでしてくれようと…?」


単純な疑問だ

俺は昨日会ったばかりの、別の世界から来た得体の知れない存在だ

そんな奴に、何でここまでしようとするのか…理解が追い付かない


「さっきも言ったじゃろ?ワシらには子がおらんからの」


「ですが、俺は素性も分からないような存在でしょうし…」


「素性なら昨日聞いたじゃろ、雷に撃たれて一度命を落とし、此方の世界に引っ張られてきてしまった…そうじゃろ?」


「いや、それはそうなんですが…」


「ワシはな、これでも相手を見る目があるつもりじゃ…確かに、ケンタロウは表情があまり動かんから何を考えているか、分かりにくい処がある」


でしょうね、否定出来ん


「だがの、こんな…と自分達の世界の事を言うのはアレじゃが、知らない所にいきなり放り出されたら、心細いじゃろうに」


最初は思い描いたサバイバル生活が出来るかと内心期待してました…その内、ままならない事も楽しかったので…


「あ、いや…前の世界でもそこまで他人と関わってないので…心細いとかは無いのですが、如何せん今日も恐らく罠に獲物はかかってないので食料難ではあります」


正直に話す…恐らく、ゼノに嘘をついても意味が無い気がするのだ


「ふむ…食料は確かにのぅ…しかし罠か…その、ぱらこーと?とかいうので作ったのか?」


「はい、括り縄という奴です」


「ふむ…気にはなるが、食料ならローザが畑をやっておるし、町に出た時に大量に買ってくるから、それは平気じゃ」


グラッと気持ちが揺れた…僅かでも食料を貰えるなら、手伝うのもやぶさかでさない


「ワシらに気兼ねなんぞせんで良い、子供…いや、孫が増えるようなもんじゃ、ワシらは気にせん」


孫…確かに

長命と言われるドワーフやエルフで、その上でご老人なのだ、恐らくは俺とは桁違いで年上なのだろう

ふと、荒れた生活の中で引き取ってくれた爺ちゃんと婆ちゃんの顔を思い出した…そして、思い出したら、懐かしさに心が揺れた。


「…分かりました、お世話になります」


揺れた心が、折れた…正確には、仮拠点として使わせて貰おうと思ったのだ。自力で建てるにしても、帰る拠点があるのと無いのでは大違いだ。


「おお!そうかそうか!それは良かった!…いや、実はな…ワシもケンタロウに来て欲しい気持ちがあったんじゃが、ローザがワシより心配しておってのぅ」


「そうなんですか?」


「うむ」


そうか…まぁ、心配にもなるか…境遇が境遇だしな


「兎に角、ここらを片付けたら何時でも来なさい、いまローザが倉庫の掃除をしとるし、帰ったらワシもやっておくから」


「何から何まで…ありがとうございます」


「ええんじゃよ、助け合いはしなきゃいかん!何より、お主はヴェーリンク様に加護を受けておるんじゃ、助けてもバチはあたらんよ」


ヴェーリンク様々だな、これは…俺は、改めてお礼を伝えて、周辺を片付けたら向かう事を告げた。片付けを手伝うか?とのゼノの申し出は、流石に断っておいた。そこまでしてもらっては、流石に申し訳なさすぎる、笑顔で手を振って立ち去るゼノを見送り、半月ほど暮らしていたテント周りを見渡す。


「…名残惜し…いような、何だろうな」


兎に角、物を片付けなくてはならない…まず、荷物整理と色々と作った川辺周りの穴埋めをしなければ




ゼノが立ち去ってから、俺は片付けを開始した。これから食う分の魚を捕まえた後、生け簀を崩して数少ない魚達を解放、ついでに風呂(穴)を埋め戻した

続いて、皮を広げて干していた台と物干しを解体する…と言っても、パラコートをほどいて巻き直し、木を抜くだけなのだが。リールに巻き取ると短い物と長い物、未使用分が分からなくなると思い、手頃な薪に分けて巻き付けていく。

それが終わったら、今度はついにテント…の前に、毛皮二種類を巻き、短いパラコートを巻いて止める

それから、漸くテントやテント周りだ。


焚き火は…いま、魚を焼いているので放置、使っていた網や小鍋、五徳辺りはもう洗ってあるので、そのまま仕舞う。

続いて寝袋を小さく、空気を抜きながら畳んでいき、専用の袋に入れて、その他細々と出していた物をリュックに仕舞う…おお、懐かしい…膨らんだリュックを久しぶりに見た。

テント内には何も物が無くなった…そうか、サバイバル生活は一旦終わるんだな、と思うと、少しだけ寂しく感じる。


「取り敢えず、テント片付ける前に魚食うか…もう焼けてるだろ」


名残惜しくもある、が…流石にそれより腹が減った、まずは腹ごしらえをしよう。


焼いた魚をモソモソと食い、立ち上がる。まず魚の骨と内臓は埋め、焚き火に水をかける…熱せられた積み石からけたたましい音と水蒸気が発生した。それらが収まる前に、テントを張っていたペグを抜き、ロープ類を巻き取る。


昨日まで寝泊まりしていたテントは潰れ、ただのナイロンの布へと変わっていた。それをどんどん畳んでいく…日本でまだ生きていた頃、何度か広げては畳む練習もしていた。地面に敷いていた布も畳み、ペグもロープも纏めて専用の袋に入れ終わった。

その頃には焚き火から上がる煙も、音も水蒸気も全て消え、辺りに聞こえるのは川のせせらぎだけ。テントがあった場所は、ただの地面に変わった。辺りを見回す…抜かれた木の杭や棒が転がるのみ。


「物悲しい、というべきなのか」


これから新たな生活も始まるのだ…だが、まだブッシュクラフトでサバイバル生活を諦めてはいない。そこらに散らばる杭を、棒を、薪を広い集め、用意しておいた二つ折りにして地面に置いたパラコートの上に杭やらを全て置き、パラコートの両端を輪になっている方に通し、木材を抑えながら引き絞る。


忘れ物がないかを確認し、リュックを背負い、角槍を拾い上げる。空いた左手で纏めた木材の引き絞った両端を持ち上げ、肩に担いだ。


これで片付けは終わった…後は、ゼノやローザの待つ家に向かうのみ…川上に歩けば着くらしい…兎に角、歩いていこう。


ふと、足元の気配に気付いた…ウサ子だ


「来てもいい、森に帰ってもいい、好きにしろ」


ウサ子に問い掛ける。本当ならば…どうすべきなんだろうな。ウサ子の方は見ずに歩き出すと、すぐに俺に着いてきた。足元まで来て、俺を見上げながら鼻をピクピクさせている…一旦荷物を下ろして抱き上げてやると、頬を擦り寄せてきた。


「分かった、連れていってやる」


とは言っても、両手も塞がっているし…仕方ない、上着のチャックを開けてやり、「ここに入れ」と促す。一瞬躊躇うような動きをしてから、ウサ子は文字通り胸の中に飛び込んできた。毛を挟まないように、ウサ子の体を少しだけ抑えながら、チャックを上げる…大きめサイズで良かったよ、本当。


「ぷぅ♪」


嬉しそうに鳴いてやがる…楽チンか?俺は重さは増えたが暖かいから行って来いだ。改めて木の束を肩に背負い直し、角槍を持って、新たな仮拠点へと向かって歩き出す。



■ 能面男、居候生活へ 1


河原を川上に向かって歩く事十数分、罠の回収忘れという痛恨ほどではないが痛いミスにめげつつ、順調に進んでいた。


「…ん?あれは…」


川から少し離れた森の中に、煙が立ち上る煙突が見えた。あの下にあるのが、ゼノとローザが暮らす家だろうか。


「…行ってみるか」


結局のところ、行くしかないのだ。帰る場所は片付けたしな…と、突然、服の中で大人しくしていたウサ子がモゾモゾ動いて、鼻をフスフスと鳴らし出した。何かを嗅ぎ付けたらしい。知ってる匂いなのか、新しい餌なのか、敵対する何かか。考えても答えなど出ない、直進あるのみだ。




ウサ子の鼻は意外と馬鹿に出来ない事が分かった。煙突の下には、平屋建てではあるが、とても立派で、まるっきり漫画やアニメに出てきそうな立派で広そうな木造の家が建っていた。その家のすぐ隣、小さいがテントよりは絶対に快適そうな小屋が建っている。その前には


「あら、いらっしゃいケンタロウ…ウサ子ちゃんも一緒なのね」


ローザが頭に三角巾を巻いて箒片手に立っていた。俺が寝泊まり出来るように掃除をしてくれていたのだろう…ありがたい事だ。


「わざわざすみません、お言葉に甘えてお世話になります」


「いいのよ、全然。それに、倉庫だった場所のいらない物や使わない物を出して、箒で掃いただけだもの」


ローザがそう言って箒で指した先には、積み上げられた良く分からない物や木箱を移動しているゼノがいた。


「殆どが、あの人が作った試作品とか、昔使ってた壊れかけの家具とか、修理しようとしてたんだけどね…仕事が忙しくなったりすると、どうしてもね」


「俺も手伝いに行っていいですか?」


気になる。とても気になる。


「ん?でも、面白い物なんか無いと思うわよ?そもそも、使ってなかった物だし」


「いえ、もしかしたら、という事もあります」


そう、そもそもが俺のサバイバル生活には足りない物が結構ある。これから生活をしていく上で、重要な物もあるかもしれない。


「うーん…それなら、ゼノには言っておくから、まずは荷物を置いてきたら?もう掃き掃除は終わったし、荷物置く位は問題ないわよ」


確かにそうか、こんな荷物と槍まで持って、ウサギを懐に入れながら手伝いも無い…まずは小屋に荷物を置かせてもらおう。


「じゃあ、お言葉に甘えて」


「ええ、どうぞ…いらっしゃい、ようこそ我が家へ」


やはりどこか気品のある礼で迎えてくれたローザに礼を言い、小屋に向かった。

小屋の扉を開けると、日本に暮らしていた頃の自室のリビング部屋位のサイズがあった。これなら不自由なく過ごせるサイズだ。


まず角槍を壁に立て掛け、薪の束も地面に置く。それからリュックを下ろして…上着のチャックを下ろして開いてやる。勢い良く飛び出したウサ子は、新しい場所をキョロキョロ見回り、辺りの匂いを確認している。


「ちょっと手伝いに行く。外に出てもいいが迷惑はかけるなよ?」


言いながら頭を優しく撫でてやると、フスフス鼻を鳴らしていた。さて、ゼノの手伝い…とは名ばかりの、使えそうなものを貰ってこよう。


「ゼノさん、お手伝いします」


小屋の外で積まれた物を少しずつ運んでいたゼノに声をかけると、此方を振り向いたゼノは


「客に片付けを手伝わせる訳にはいかんよ」


と、豪快に笑った。いや、客ではなく居候ですので…というか、何か使えそうな物があったら欲しいなぁ、と。


「いやいや、住める場所を提供してもらっているんですから、手伝います。それに、処分される中から何か使えそうなら頂ければ、とも思っています」


わざわざ包み隠す必要はない、処分前に再利用するだけの話だ。


「ふむ…とは言ってものぅ…基本的に、壊れた家具類は鍛冶の時に薪としてくべてしまうからのぅ」


「なるほど…まぁ、何かあればでいいので。兎に角、手伝います」


木材なら、恐らく森に山ほどあるだろう。壊れている家具も、その作りなんかを学べればいい。


「うーむ、そこまで言うなら頼もうかのぅ…そこいらのもんを適当に持って、ワシに着いてきてくれ」


親指で指された中から、足が折れている椅子を二脚、重ねて持ち上げる。


「こっちじゃ」


ゼノに先導されて向かった先は家の裏手、正面から見えなかった所だった。そこには、木と煉瓦で作られ、高い煙突の付いた頑丈そうな小屋…というには広い、ゼノの仕事場、工房があった。そのあまりの作りの良さに、つい「おぉ…」と声が漏れてしまう程に。


「なんじゃ?」


「いや、凄くしっかりとしていて、煉瓦なんかも使っているから、頑丈そうだなぁ、と…こう、格好いいな、と」


素直な感想に、ゼノは心底嬉しそうだった。「そうか?カッカッか、そうかそうか!」と、ニコニコしながら中に入っていく。遅れまいと、俺も後に続いて中に入ってみると、そこはまさに工房だった。

古そうではあるがしっかりとした作り、積まれた廃材や薪、炭、鍛冶に使うであろう数多くの道具類に…そして、竈。

その全ての物達の置かれた姿や乱雑な置かれ方、年期の入り方、手入れがキチンとされてピカピカの道具類、長年の使用に耐えてきて尚も健在な竈…全てが凝縮された、熟練した職人の長年愛用されてきた「工房」だった。きっと、誰しもが分かるだろう…ここは、不用意に踏み込む事も本来なら憚れる程に、一人の職人が時間と技術を積み上げ、多くの作品を産み出してきた全ての歴史を刻み込んだ、この建物そのものが芸術のような、一人の職人の歴史そのものの場所であった。

空気感や乱雑な置かれ方も全てに、思わず圧倒されてしまった。


「すまんのぅ、あまり整頓しておらんから、足元に注意してくれ」


「はい…」


「ん?どうした?」


「いや、こう、何というか…凄いな、と」


「?何がじゃ?」


「この工房の全てが、です…こういう場所を話で知っていたりはしますが、入ったのは初めてで…こう、雰囲気に圧倒されるというか…」


「カッカッカ!なぁに、ただの古い工房じゃよ!そんな大した事もあるまいて」


廃材を無造作に、だが恐らくは長い時間の中でゼノの中でのみ作り上げられ、他人には恐らく分からないであろう最適化された場所に置かれる。俺は、手に持っていた椅子二脚を漸く思い出し、それらをゼノに手渡した…適当な場所に置く事が烏滸がましいというか、俺には出来ない。


「別に何かを気にするような、大した場所ではないぞ?かなりの年月たっておるしのぅ」

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