能面男、また一人暮らし(居候)へ 3
ふとゼノが、「そういえば」と何かを思い出したようだ。
「カナコはもう長い距離を歩けるのか?」
「あー…どうかな?体力的にはまだ完全ではないだろうけど、中庭を散歩をしてはいるみたいだよ」
「ふむ…」
何かを考えながら、ゼノは受付に向かう。そして、何かを話している…あ、何か持ってき…車椅子!?
「ん?どうしたケンタロウ?」
「く、車椅子…あったんだ、この世界」
「ああ、数は少ないがのぅ。治癒魔法で何とかなってしまうしのぅ」
「ああ、そうだった…」
「病だったり…まぁ、あんまりここで言うことではないが、不治の病で治癒魔法も効かない、となるとな。そもそも、タイヤのゴムが希少でなぁ」
そう、そこだ。俺もずっとそこが気になっていたんだ。ゴムがこの世界にあるとは到底思えなかったのだ。
「他の…ここからかなり遠い国で産出されているんじゃが、その国で加工して出る量がどうしても少ないらしくての。それに、どうしても地面の振動がのぅ…」
確かにそうだ。かなりしっかりとブロックで舗装されているとはいえ、車椅子だと結構な振動になる。日本各地の舗装路ですか振動が結構あるのだ、ブロックではそれ以上かもしれない。それに、段差にも弱い。普通の人が気にならない段差が、車椅子には絶壁なのだ。俺がまだ日本にいた頃、最後に世話になった爺さんを車椅子で押して散歩した時に思い知らされた。
日本の道路の大半は、中心から両脇に行くにつれて斜めに、非常に緩やかなカマボコ状になっている。これは水捌けの問題で、車で走行中に大きな水溜まりが出来ていたりしていると、水を巻き上げて歩行者にかかる、スリップする、視界が一瞬で悪くなり危ない等、様々な問題を引き起こすからだ。
そして、車道と歩道の合間に付けられているコンクリートブロック…L型ブロック等と呼ばれていて、歩道が数センチ高くなっているのも、水捌けの問題が挙げられる。排水溝の入り口が数メートルおきにあるのもそういった理由だったと思う。
で、だ。その緩やかなカマボコ状の道も、押す側は意識しないとそちらに寄っていくし、L型ブロックに至っては、例えば横断歩道がある所の低くなっている箇所ですら引っ掛かる場合がある。
車椅子の前輪は小さく、小回りが利くように作られているのだが、この径の小ささが段差には仇となってしまっていた。最新モデルは知らないが、爺さんを押していた時のは病院内でも古いタイプだったので、結構苦労した。確か、L型に対して斜めに侵入していけば登りやすかった…ような記憶がある。見付けた時は「これか!」と思ったが、それから程無くして爺さんは旅立ってしまったので、それ以来押した事も使った事も無かった。
「…成る程、後輪は鉄製の車輪にゴムを被せただけなのか…で、前輪も巻いてあるだけか」
「ん?何か違うのか?」
「俺がいた世界の物は、ゴムのチューブの上に溝を入れたゴムタイヤを被せていてね、空気を入れてチューブを膨らませているんだ」
「空気を…口からか?」
「いや…そうだな、井戸のポンプの仕組み、あるじゃない?あれに改良加えた感じの仕組みの小型のポンプが売ってる」
「そうなのか…まぁ、魔法がないから需要も増えるじゃろうしなぁ」
「そういう事だと思う」
そんな会話をしていたら、病室から佳菜子ちゃんとローザが出てきた。佳菜子ちゃんは、この世界に来た時の服装の上から、俺が買ったローブを羽織っていた。ウサ子は、ローザが抱いている。
「あら、車椅子はダメよ、この中で使わないから、段差の振動で酔ってしまうわ」
ローザがゼノに言うと、ゼノは頷いて返却すると、
「長距離になるかもしれんが、歩けるか?カナコ」
と聞いていた。ゼノはゼノで過保護な気もしないでもないが、確かに佳菜子ちゃんの線の細さは心配にもなる。
「大丈夫だよ、お爺ちゃん!私、結構歩いてるから」
そういう佳菜子ちゃんに「じゃがのぅ…」と、心配性なお爺ちゃん。横にいるお婆ちゃんを少しは見習いなさ
「大丈夫よ、ゼノ。私が治癒魔法かけ続けてもいいし、何なら浮遊魔法で浮かせるわ」
…この老夫婦、過保護である。佳菜子ちゃんが誰かと肩でもぶつかろうものなら、この世から消し飛ばす位してしまうんじゃなかろうか、と思える程だ。
「2人とも…過保護過ぎないか?」
そんな俺の疑問に「うんうん!そうですよ!」と頷く佳菜子ちゃん。そうだよなぁ、やっぱりそう思うよな。
「何かあったら俺がおぶるから問題無い」
「健太郎さんもじゃないですか!?しかも結構恥ずかしい!」
「けんたろも、かほご」
ウサ子まで!?そうかなぁ…何かあったら、なんだけどなぁ。うーん。
「兎に角!歩けます!重い物はまだ持てないけど…歩けます!」
こうして、佳菜子ちゃんの新しい部屋の為の買い物が始まったのである。
「わぁあ…凄い!綺麗!」
城前交差点の大きな噴水に、佳菜子ちゃんは一瞬で目を奪われた。確かに、明るい内で、良く見ればかなり造形の細かい噴水だ。そんな噴水に後ろ髪を引かれながら、佳菜子ちゃん一行は商業地域への入っていく。
「す、凄い人の数…!色んな物が売ってるんですね!」
目に写る物全てが珍しいのもあるだろうが、外を歩ける事が何より嬉しいのかもしれない。佳菜子ちゃんはいつもよりテンションが高かった。
疲れてしまわないか?と思う気持ちと、楽しんで欲しいという気持ち、何かあったらおんぶする気持ちが混じり合いながら、佳菜子ちゃんを見つめていた。
俺のいない間に、念話を個人にのみ飛ばせるようになっていたウサ子が、更に新しく覚えていた「野生の嗅覚」なるスキルで、佳菜子ちゃんの体調に変化があったら教えてくれる、との事だ。日常生活では、明らかに俺よりウサ子の方が優れていそうだ。
「あれ?もしかして…」
佳菜子ちゃんが立ち止まり、少し先を見つめている。視線の先には…
「おや、あの時のお兄さんじゃないか、元気だったかい?」
毛糸で編んだ物を屋台で売っているお婆ちゃんがいた。品揃えはそこまで変化はないが、いつも通り暖かそうだ。
「ええ、元気です。お婆さんはどうですか?」
「あの時お兄さんが沢山買ってくれただろう?あれを見ていた他のお客さんがあの後沢山来てくれてねぇ…あの日は売り切れてしまってねぇ」
「へぇ、やりましたね」
「ああ、お陰様で今年の冬は楽に私も家族も、羊達も越せそうだよ」
「そうでしたか、良かった」
「ところで」
俺の後ろに立つ佳菜子ちゃんやゼノ、ローザを見て、
「誰にあげたんだい?」
「この子です、今入院中でして」
「こ、こんにちは!あの、靴下もショールもとっても暖かくて助かってます!」
佳菜子ちゃんが頭を下げる。すると屋台のお婆さんはニッコリ笑うと、
「まるでうちの小さい孫みたいに元気な子だねぇ…今日は外出が出来たのかい?」
と、まるで自分の子や孫を見るかのような優しい視線を向けていた。
「はい、お爺ちゃんやお婆ちゃんや健太郎さんと一緒に、ベッドとかの必要な物を買いにきました」
「そうかいそうかい…ああ、残念だけど、うちには寝具は今無いねぇ…呼び止めてしまったのに、悪いねぇ」
「いえいえ!ご挨拶出来て良かったです!」
そうして会釈をして佳菜子ちゃんとゼノ、ローザは歩き出していった。
「おや、お兄さんは行かないのかい?」
「あの、その薄紫のショールと、灰色のマフラー、頂いていいですか?」
「おや、またあの子に?」
「いえ、後ろにいた…うん、祖父と祖母に、です。俺を身請けしてくれたお礼に」
「おやそうかい…お兄さんは優しいんだねぇ」
「はは、どうですかね…」
会計を済まして、3人に追い付くと、「どうかしたか?」とゼノに聞かれた。なので隠す事はせずに、
「はいこれ、ゼノにはマフラー、ローザにはショール。暖かさは佳菜子ちゃんお墨付きだから」
と言って、2人に渡した。驚いたような顔で受け取った後、2人は口々に
「家宝にしようかの」
「永続保護魔法、開発しようかしら」
と言っていた。だから、過保護なんだって…佳菜子ちゃんは「私もお金出来たらプレゼントしたいな」と呟いていた。佳菜子ちゃん、そんな事したら泣きながらマジで家宝&永続保護魔法開発しだすぞ。あとウサ子、「うさには?」じゃない、お前は自前の毛皮があるだろうが、モッフモフの。
商業地域の中で、焼き鹿肉の串なんかを買って食いながらブラついていたがどうも寝具店は見つからない。ローザが「仕方ないわね」と言って、ゼノに目配せする。ゼノも「うむ」と頷く…何だ?
「実はねぇ…ベッドそのものを買ってしまおうかと思うのよ」
「そうじゃのう…ワシが作るつもりじゃったが…どうも良さそうな物も出ておらんかったしのぅ…」
「うーん…私は良く分からなかったけど、確かにお布団すら出ていなかったですね」
「…で、何か当てがあるとか?」
すると2人はちょっとこまったように顔を見合わせる。それからローザが「あるにはあるのだけど、ね」と、何か含んだような言い方をする…気になるな。
「あるには…?」
「ええ…ちょっとね、特殊なベッドが多くてね…いいわ、兎に角行きましょう」
いつの間にかショールを肩にかけていたローザと、同じくいつの間にか首にマフラーを巻いていたゼノが先行して歩く。その後ろを俺と、俺の服の中にいるウサ子、佳菜子ちゃんが並んで着いていく。商業地域を進み、貴族達が暮らすような地域まで進んでいく…いや、お店…え?
「あの…この辺って…」
小さな声で俺に聞いてくる佳菜子ちゃんに、
「…貴族、まぁ金持ちが暮らす場所かな。日本の白銀と銀座の高級店がくっついたような場所」
「ひぇえ…わ、私には縁が無い場所です」
「俺もだよ」
そんなヒソヒソ話を…俺は屈みながら、だが…していたら、ローザが振り返り「ここよ」と告げた。俺と佳菜子ちゃんがそちらを見ると、そこにはもう明らかに高そうな店がある。
「こ、高級そうなお店…」
「前は通った事あるけどさ…CHANE○とかGU○CIとかの高級ブランド店はこんな感じだよ」
「ひぇえ…わ、私、そんなブランド物なんか分からないですよ…」
最近の子にしては珍しい、とも思ったが、人によってはそんなもんなんだろう。俺も1ミリも分からんが。
「ワシの趣味には合わんが、まぁ見てみよう」
そういうゼノやローザが入り口にいた警備の人かな?男の人に話しかけている。んで、身分証を見せて…
「佳菜子ちゃん」
「はい」
「これから、VIP待遇されるかもだけど、緊張しないでね」
「…はい?」
入り口を親指で指すと、そこには大慌てで頭を下げ、ちょっと離れた位置にいる俺達にすら聞こえる声で「少々お待ち下さい!上部の者を呼んで参ります!」と言いながら入り口から凄い速さでドタバタしながら店の中に消える警備の人が見えていた。
「…ね?」
「え、えぇ~…お爺ちゃんもお婆ちゃんも、やっぱり偉い人だったんですね…」
少しして、店の入り口が開くと…身なりの良い男性が1名見えた。
「て、手招きしてますよ、お爺ちゃん」
「あーんまり行きたくない気もするけど、行こうか…」
「き、緊張します…」
入り口に行くと、白髪の紳士がペコリと頭を下げる。
「本日はご来店頂きまして、誠にありがとうございます」
「あ、はい…」
「えと、その、どう致し…まして?」
紳士は笑顔のまま、「どうぞ」と扉を開けて招き入れてくれた。恐る恐る入ると、中で先程の警備の男性から
「申し訳ありません、そちらの男性の方の武器をお預りさせて頂きます」
と言われたので、ハルバードを留め具の付いたベルトごと、更に腰に下げたグラディウスを鞘ごと渡す。男性はハルバードとグラディウスを受け取ると、入り口脇の警備の人用の部屋の中に入れている…武器の行方を何となく目で追っていると、クイクイと上着を引っ張られた。
「ん?」
「あ、あの、健太郎さん…あれ」
と、佳菜子ちゃんが指差す先には、すげぇ装飾の高そうな椅子に優雅に座るローザと、堂々と座るゼノ、その前に置かれたこれまた高そうなテーブルの上には、これも高そうなティーカップが4つ、置かれていた。
「私、あの椅子に座るの怖いんですけど」
「奇遇だね、俺なんか鎧でやっちゃわないか怖くて仕方ない」
「き、気を付けて下さいね…」
俺と佳菜子ちゃんがその椅子に座ると、対面に先程の白髪の男性が座り、高そうだか動きやすそうな女性用のスーツのような服装の女性が2人、近くに立っていた。
「本日はどなたのベッドをお探しでしょうか?」
男性の言葉に、ローザが
「この子よ、カナコというの。今はまだ診療所に入院中なのだけれど、退院後に使うベッドを探しているのよ」
と、佳菜子ちゃんを紹介する。佳菜子ちゃんは緊張からかぎこちない会釈をした。
「なるほど…失礼ですがカナコ様、まずは少々採寸させて頂いても宜しいでしょうか?」
「え?あ、はい」
佳菜子ちゃんが了承すると、男性の側に立っていた女性が2人共近付いてきた。そして佳菜子ちゃんの側に立つと、「お立ち頂いても宜しいですか?」と聞く。佳菜子ちゃんが慌てて立ち上がると、白っぽい紐をポケットから取り出し、身長等を計り始めた。
佳菜子ちゃんは言われるがままにピシッと背筋を伸ばしたり、着ていたローブを脱いで手を上げたり…っと、あまりジロジロ見るものでは無いか、店内でも眺めていよう。
しかしまぁ…なんと言うか、高級店ってこんな感じなのか。やたら内装拘ってそうだし、何か美術品みたいの飾ってあるし。そもそも、ベッド本体は何処にあるのかと。まさか、ここが応接室で、奥にあるのか?
「それでは、詳しいサイズも分かりましたので、イメージに近い物があるか、奥にサンプルが何台がございますので」
あるんかい。すると佳菜子ちゃんは俺をチラチラ見ている…え?俺着いていく?まぁいいけど。立ち上がり、佳菜子ちゃんの隣に付き添って歩いていく…いや、こういう時はローザじゃないか?俺にセンス求めないでくれ。
そしてサンプルルームにはズラッと大量のベッドが並んでいるた。郊外のやたらデカイ店舗のニ○リか、ここは。
「…ニト○みたい」
そらそう思うよ、日本から来てたら。かんせいは近いらしい。そんな事を思いながら、端から順に佳菜子ちゃんと一緒に見ていく。何と言うか、違いの分からん物がチラホラあるが、デザイン的な物なのだろうか。
そんな中、佳菜子ちゃんが立ち止まった。そこにあるのは…
「凄い、初めて見ました…」
天蓋着きベッド。分かりやすく言うなら、良く中世ファンタジーなんかで貴族やら王族やらの寝ている、何か布が垂れ下がってるアレだ。まぁ、アレって要はカーテンみたいなもので、プライバシーを守る究極型なんだろうな、多分。
「え?アレにするの?」
思わず俺が聞く。着いてきた女性店員さんが即反応で「彼方が気に入られましたか?」とか聞いてくる。まぁでも…女の子は憧れるんかな、ああいうの。ただ、あの部屋に天蓋付きかぁ…バランス悪いな。
「え?あ、いえ…ああいうのを初めて見たのでつい…それに、お掃除大変そうですし」
確かに。佳菜子ちゃんの家の事は知らないが、庶民感覚だと一瞬迷うものの、後で自分が掃除する事考えたら…イヤだよなぁ。
「左様ですか」
女性店員さんがスッと引く。俺はこっそり近付くと、
「正直、店員さんも「掃除面倒臭そう」とか思ってません?」
と聞いてみた。
「その…当店の品物に関して私が言うのもアレなのですが」
と前置きをした上で、
「面倒臭いと思います、かなり」
とぶっちゃけた。そらそうだよなぁ…佳菜子ちゃんが笑いを堪えてる。いや、やっぱり普通そうだって。そんな面倒臭い天蓋付きベッドを華麗にスルーし、佳菜子ちゃんによるベッド選びは続いていく。
ベッド1つ取っても、色々あるもんだなぁ…と思いながら眺めていると、佳菜子ちゃんの足がまた止まった…まさかまた天蓋付きか!?と思ったが、そうではなさそうだ。
「これ…」
「そのベッドがどうかした?」
「あの…実は、私が実家で使っていたベッドにそっくりなんです」
それは、シンプルだけど丁寧に作られた木製のベッド。何か骨組みに着色されているとか、派手な装飾があるとか、何かオプションが追加出来るとか…そういうんじゃない、本当にシンプルな木のベッド。
「凄いなぁ…あの、すいません」
佳菜子ちゃんが店員さんに声をかけると、女性の店員さんはすぐに「何か御用でしょうか?」と近付いてきた。
「あの…私、このベッドがいいです」
「此方ですか?…はい、此方は作りも頑丈で、シンプルではありますが洗練されたデザインです。お客様のサイズにも…ええ、問題なくご利用頂けるかと。それでは戻りましょう。配送等の手続きを致しますので」
店員さんに促され、俺と佳菜子ちゃんはゼノとローザの待つ応接室に戻り始めた。途中、店員さんが振り返って「ところで、ダブルじゃなくても?」と俺と佳菜子ちゃんを交互に見て言うので、佳菜子ちゃんは真っ赤になって「あの、だ、大丈夫、です」としか言えなくなってしまった。はっはっは、店員さん、鼻ぁ小突くぞ?
顔の赤い佳菜子ちゃんと俺、店員さんはそれぞれテーブルを挟んで対面に座り、決まったベッドの詳しい説明をしてくれた。何と、配送から設置までしてくれるとの事。正直、俺とゼノでやるつもりだったので、それは助かる。ゼノは「ワシがやるぞ」と言っていたが、そもそも家に戻る手間が省けるから、と伝えて説得した。ゼノには、井戸のポンプ作りという革命的発明が待っているのだから。
ベッド自体は、今置いてある状態の布団等をどかし、新しい物に全て変える。日常的に掃除はしていたが、細かい場所まで全て掃除するためにバラすので、3日かかるとの事。
「それまでは、俺も滞在かな」
結局、俺もその間は街に滞在し、カーテン等も購入して全て俺が持ち帰り、取り付けておく事にした。また宿屋さんに短期の滞在を頼んでおかないといけない。冬の間にやることが増えたが別段苦にもならない、どうせ暇だろうしな。




