表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/54

能面男のサバイバル、始まる 2

「んぐ…くぁあ…」


目が覚めると、そこは知らない天井…ではなく、昨日寝る前に見ていたテント。


「起きるか…」


ゴソゴソと寝袋から這い出す…


「うお寒っ…」


寝袋内の暖かい温度からテント内とはいえ外気に触れ、その気温差に身震いする。


「兎に角、今は火を起こすか…」


テントから出ると、外は一面靄ががっている

朝の気温は、やはり低いようだ。


「ぐっ…!んぬぅ…!」


体を伸ばしたり軽く捻ったり、更には首を捻ってボキボキ鳴らしてみたり、軽いストレッチを終えて、行動を起こそうとする。


「…髭剃って、スーツに着替え…なくていいのか…じゃあ、まずは火だ」


恐らく朝露に湿ってしまってはいるだろうが、それでも薪がなくては何も出来ない。川で顔を洗ってから、ついでに手で掬って水を飲む。それから、またハンドアックス片手に森の中に入り薪を探すことにした。


「こりゃ凄いな…こんな生き物、見たことが無い」


森に入って暫く歩き、小枝を広いながら昨日の倒木のところまで向かう途中の事だった。恐らくは何かに襲われたのか、ウサギが倒れていた。


「ウサギ…なのか?これ」


…ウサギにしては、デカイ。半端じゃなく、猫とか犬とかそんなレベルじゃない、実物は一度しか見たことないが、鹿クラスの大きさのウサギのような生き物が倒れていた。


「デケェな…」


取り敢えず近寄ってみる…息絶えているようだ

昨日の内にこんなデカイ生き物に何があったんだ。肉食動物がいるなら気を付けなければ…などと考えていると、また貴水草の時のように頭に何かが浮かんでくる。


ホーンドラビット、という名前らしい…ホーン?角なんかウサギに生えているのか?と思いながら頭を見ると、


「角…の跡がある…根元から折れているな…何でだ?」


角の折れた所から出血している…これが原因か?しかし、失血にしては量が少ない…折れた角は…近くの木に刺さっていた。


「つまり…どういう事だ…?」


ここで、自分なりの推理を纏めると…まさか、コイツは岩に頭を打ち付けて?


「いやいや、そんなまさか…」


自分へのツッコミは、また頭に浮かぶ何かに消された。


「岩に擦り付けて角を研ぐ習性…目が悪い…おいおい、マジか…岩に頭を打ち付けて死ぬことがある、だと…」


何でそんな自殺みたいな事が起きるんだ…頭の中に浮かぶ知識を探ってみる…色々考えられそうだ。

1つ、角を研いでいる時に何かに襲われ、驚いて強く打ち付けた。

1つ、夜間で見えにくい中を敵から逃げていたかして、角が引っ掛かって打ち付けた。

他には…まぁ色々とあるが…


「いや、まぁ何と言うか…」


どんな理由や原因があれ、そんな間抜けな死に方をしてしまうのは…と、洞穴から一瞬覗いたタイミングで落雷を受けて死んだ俺に言えた事じゃないな。兎に角、このホーンドラビットとやらが腐る前に埋葬してやるべきなのか…いや、しかしこんなデカいウサギを運ぶのか…パラコートで縛って引っ張ればいけるか…?

悩んでいると、また自然と頭に浮かぶ文字が。


「なお、草食でその肉は食べられる上、毛皮も暖かく、冬を越すのに使う者たちもいる」


………いや、え?聞いてないんだが。


「肉質は柔らかく、足の筋肉は多少固いものの、煮込むと美味しい」


…知らねぇよ、動物の捌き方なんて。生まれてこの方、魚くらいしか捌いた事がないぞ、しかもせいぜい鯖とかそんなもんだ。だが、まるで「大丈夫大丈夫、分かってるから」とばかりに、正確な捌き方まで頭に流れ込んでくる。


「うおっ…朝からグロいな…」


そういった類いが平気ではあるが、別に好んで見たいかと言われると、そうでもない。確かに、食料を確保するというのは今後重要にはなるんだろうが、出来たら覚悟を決めてからにしたかった。


「…だが…いや、確かにそうか」


今ある食べ物は保存も効く物ばかりだ。で、あるなら…この降って湧いたかのような奇跡、まさかの肉を諦めるのは勿体ないのではないのだろうか。どうせ絶対に通る道でもあるんだ、明日やろうが今やろうが変わりは無いだろう

気持ちが決まったら、後は動くのみ。


「…くぉお…!」


まずはホーンドラビットの死体を引っ張ってみる…流石に重いが、移動させられそうだ。どうにか川までは運びたい…理由はいくつもあるが、一番は『血』だ。匂いが残るから肉食動物も寄ってくるのは、非常に危険だ。このまま運ぶのもいけなくは無いだろうが…体力が持つだろうか?


「…リュックの中に何か無いかな」


取り敢えず、一度テントに戻って考えよう…帰り際、木に突き刺さっていたホーンドラビットの角を引っ張ってみる…ピクリともしない。グリグリと回したり、縦や横に動かしていると…メキメキと木の折れるような音と共に角は抜けた。木が折れる!?と思って飛び退いたが、意外と大丈夫なようだ…今日は、ホーンドラビットを運んだらこの木を伐って薪にしよう。

テントに戻ってからリュックサックを漁る。自分でも入れたのを忘れている自前の異次元ポケットことリュックサックから出てきた中から選んだのは、2m×2mのサイズのビニールシートとパラコート…これで上手いこと運べないだろうか?


2つのアイテムと共に、元いたホーンドラビットの死体の所に戻ってきた俺は、まずはビニールシートを敷き、その上にホーンドラビットを転がして置く。続いて、四隅に空いた歯止めの内1つにパラコートを通して縛り、ある程度の長さで切ってから輪を作ってまた縛る。対角線上の端に空いたもう1つの歯止めに切ったパラコートを通して縛り、同じように輪を作る。近くの適当な太さの木を伐り、2本のパラコートの輪を通して引っ掛けて、後は両手で丸太を持ち、


「ふんっ!」


引っ張ると、ズズズ…と動いた。これなら行けそうだ…このまま、河原まで引っ張っていこう。




川に着いた俺は、結構な疲労感に自身の運動不足を痛感しながら、それでも休む事なく次の準備に取り掛かる。川の中に石を水の流れが塞き止められないように積み、ホーンドラビット一羽?分のスペースを作る。


「さぁ…ここからが大変だ」


血抜き、内臓の処理、皮剥ぎ、肉の切り分け、皮鞣し…そして、内臓や残った骨の埋葬…兎に角、まずすべき事は血を抜く事だろう。恐らくはまだ固まりきってはいないだろう血を抜く為、石を積んだスペースにホーンドラビットを入れる。表面の汚れ等を洗い流しながら、考える…まずは腹を開く…そうすれば、血も抜けるし内臓も外しやすくなるだろう。そして、ナイフで腹の部分に切れ目を入れていく。すると、大量に流れ出す血が、水の流れに乗って流れていく。

このホーンドラビットは、確かに発見したあの時から絶命していた。だが、この流れ出ていく血が、このホーンドラビットの命そのものが流れ出ていっているような気がした。

普通の人なら残酷と思うのかもしれない、猟師なら当たり前の作業なのかもしれない、そういった理解のある人なら「命を食べるんだから」というのかもしれない。

俺は…確かに血の量も、開いた腹から見える内臓も、グロテスクな光景といえばそうなのだろう…が、色々な動画を見ていた事や、魚を捌く事との違いを感じない。魚を捌く動画がバズるのに、何で鹿や猪、ウサギだと「可哀想」なのか、その違いも理解出来ない。見た目の可愛らしさで判断をしているからなのだろうな…と、ホーンドラビットの体から流れ行く血を眺めながら思っていた。




血抜きをしている間に薪を取りにきた俺は、先程のホーンドラビットの角が刺さっていた木を見に来ていた。どれほどの勢いで飛んだのか、結構な深さの穴が空いている…下手すれば貫通していたんじゃないかと思える程に。

直径で60センチはある木がこれだ、人なんか簡単に絶命してしまうな…と感想を抱きながらも、その木を伐り倒す事に専念した。穴が空いた薄い部部の下に入らないようにハンドアックスを打ち付ける。数回ですぐに穴まで到達すると、木は裂けながら轟音と共に倒れた。


「…よし、薪を取ろう」


今回伐り倒した木の枝払いをしてから肩に担ぎ、テント近くまで引き摺りながら運ぶ。また戻ると、前日に見付けた倒木からまた適度な長さの丸太を取り、運ぶ。伐り、運ぶ…こんな繰り返しを何度か行うと、倒木はもう殆どが丸太へと変わっていた。


「これだけあれば…暫く持たせられるな」


更にテント前で木の皮を剥ぎ、薪作りまで終えてから、昨日忘れていた水筒の中身で一息付きながら思っていた。


「そうか…インスタントコーヒーとももうお別れか」


市販の、お湯を淹れて混ぜれば出来上がるコーヒー。多くの人に向けたブレンドや焙煎なのだろう、玄人に言わせれば鼻で笑うようなインスタントコーヒーの味が好きだ。

流石に、もう飲みきらないと傷んでしまうであろう冷たくなった水筒の中身を飲み干し、濯ぐついで血抜きの状態を確認しにいく…大分血の量は減ったが、それでもまだ流れ出ている…恐らくは細かい血管や内臓に残っている分なのだろう。水筒を良く振り、持ってきたハンカチで水分を取ってしまい、次にビニールシートに水をかける。


「空容器が早速役に立ったな」


川岸に広げて石を重石にして広げると、前日のカップラーメンの容器で水を掬ってかける。抜けた毛や血の汚れ等を落としたら、そのまま飛ばないように更に重石を乗せて広げておく…恐らくは夕方には乾くだろう。

そこまで終わらせると、流石に腹が減る。正直、食事の量は考えなくてはならない…限界は一瞬で訪れるだろうから。持ってきている食材の中から、パスタを1人前取り出して半分に折り、テーブルに置く小瓶に入った塩を振り入れておく。

焚き火に前日のようなやり方で火を着け、頃合いになったら五徳と鍋を置く。小鍋に合わせて買っておいたザルも出しておき、待機…茹で時間より少し短めのタイミングでパスタを1本箸で掬って食べてみる…丁度良い。

カップラーメンの容器を下に置き、その上にザルを置く。ゆっくりとパスタの茹で汁をあけていく…茹で汁は多少カップラーメンから溢れるが仕方ない。ザルの中全てのパスタが写したら、茹で汁を極力溢さないように小鍋に戻す。これを何か別の料理に使うのが料理の出来る人なのだろうが、生憎俺には料理のスキルが殆ど無いし、ここはキッチンではない。まだ暖かい茹で汁にインスタントのミートソースを入れ、暫く沸かす。

後は茹で汁を捨て、インスタントのミートソースを取り出してからパスタを戻し、ミートソースをかける。これもまた、もう味わう事のないインスタントのミートソーススパゲッティ。箸で掬ってズルズル啜る…マナー?そんなもん、山でサバイバル中の身だ、知った事か。


空腹は最大のスパイス、あっという間に堪能し終えた俺は、鍋やザル、箸、空容器を洗いに行きがてら、血抜きの状況を確認しにいく…パッと見、血は流れていない。


「これならいけるか?」


解体作業の前に、テントから離れた場所に穴を少し深めに掘っておきたいと思い、リュックサックから折り畳み式のスコップ(此方もナイフ同様ノコギリ付き)を取り出し、膝くらいの深さまで掘る。それから、干しておいたビニールシートを再度血抜き中のホーンドラビット近くの地面に敷き、ホーンドラビットを引き上げていく。


「うぉっ!?…くっ…重っ…」


毛が水を吸って先程より重い…何とか引き上げ、ナイフを持ってくる。


「…さぁ、やるぞ…」


改めて、内臓の取り出し作業を始める…とはいえ、サバイバル能力と知識のおかげか、ミスなく取り出しに成功した。多少残っていた血があったが、大した量ではなかった。


「知識があっても、技術はいるな…能力とやらのおかげなんだろうな…」


全ての内臓の部位を外し終えた俺は、それらを一度避けておき、皮剥ぎの行程にすすむ。前後足の間接から足先を落とし、後は手で剥ぐ事が出来る…あくまでも、普通サイズなら。この大きさだ、上手くやれるか分からないが、やってみよう。




「はぁ…終わった…」


皮剥ぎも骨から肉を外す作業も、全て順調に終える事が出来た。だが、これで終わりではない。骨と切った足先、内臓と頭を一纏めにし、掘った穴に入れ、埋め戻し、上から枯れ葉をかけた。埋葬、というにはあまりにも簡易的だが、手を合わせておく。

命を頂く、という事は、食べる側も敬意と感謝を持つべきという事なのだろう。ビニールシートに戻って、まず皮を鞣して、伸ばして感想させて、それから肉を切り分け…やることは、山積みだ。


剥いだ皮には、まだ肉や脂が残っている。これがあるとその部分から傷み、皮がダメになるようだ最近では高圧洗浄機で綺麗にするやり方があるようだが、生憎こちとら異世界、そんなものはない。なので、自然の力を借りる事にする。

先程血抜きをしていた川の窪みに皮を浸け、水で浮かせる。出来るだけ傷付けないように、ナイフの背を使って扱き、皮についたものを洗い流していく。川の流れで動いた皮に、ナイフが突き刺さらないように慎重に、だけど弱くやると後で腐敗の原因が取りきれない…後半は力加減も分かってきて、作業は早く進んだ…のだが、結局最初の方の部分が気になってもう一度チェックしながらやり直して…結果として、太陽は頂点から傾き初めていた。


「昼飯…食い忘れたな」


サラリーマン時代からそうだ、仕事に集中して気分が乗ってくると、飯も忘れてしまう。そして同僚に「おーい、終業時間だぞ」と声をかけられて思い出し、手が止まる。その間声をかけられないのは、「お前の能面顔が怖い顔になるんだ、誰も声かけられねーよ」だそうだ。


「…怒ってはいないんだが」


というか、怒る事へのエネルギーの使い方すら覚えてない。喜怒哀楽の振り幅が相変わらず小さいんだな、と自ら思う。若かりし頃とは違って大人になったのか、元からなのか、過去の事からなのか…


「…今更だな」


水に浸かっていた皮を持ち上げる。内側に残っていた物が全て取れ、真っ白になったそれを何ヵ所かに分けて軽く絞って岸に上げ、日の当たる場所にビニールシートを敷き、毛の生えている側を上にして、一時的に広げておく。次に皮を干す場所を作るのだが…今回はサイズが大きいので簡単な物を作ろう。先程穴を掘ったスコップに付いていたノコギリ刃で、同じく先程枝払いしておいた木を切り、加工する。

ある程度の長さ…腰ほどの高さの丸太を2本作り、それをそれぞれ半分に割る。本当は4本取れれば良かったのだが、長さが足りないのでこうしておく。次に、半分にした丸太の片側、端から数センチの所をナイフで削り、細い部分を作り、今度は反対側を先端が細くなるように削って杭のようにしたら、近くに堕ちている石を使って地面に打ち込む。

最初の1本を起点に、次の1本を皮の全長より長めに打ち込む。更に残り2本は最初に打ち込んだ2本と全長の位置は合わせて、横幅も同じく皮より少し広く取って打ち込む…これで、皮干しの足は出来た。

続いて、パラコートを最初の1本目に巻き付けてから結び、そのまま残りの三本に順に結び付けていき、長方形にパラコートを結んだら、次は対角線状に斜めに伸ばしていく。長方形の中にバッテンがあるような形でパラコートを張って…これで皮を干す場所が出来た。本来なら、皮の四方を引っ張りながら乾かせれば良いのだろうが…如何せん、サイズが大きいので、乗せて干すだけの物にしておく。ここから、漸くビニールシートの上に広げておいた皮をこの上に移動する作業だ。


「やっぱり重てぇ…!」


まだ水分のあまり抜けていない皮は重く、自分の服も濡れていく…カッパ、着とけば良かったな、と思いながら、先程作った皮を干す台の上に広げる。「壊れるなよ…!」と祈りながら、パラコートの上に皮を丹念に、皺にならないよう引っ張ったりしながら広げて乗せる。


「………よし、壊れない…よな?」


木がミシッと軋む嫌な音はしたが…取り敢えず皮は干せた。


「出来た…」


達成感と疲労感に包まれ空を見上げて息を吐く。空は、もう夕焼け空に変化していた。




「1日が早いな…まぁ、生活に慣れたらもっと色んな事を手早く出来て、色々作れたりするんだろうが」


切り分けたホーンドラビットの肉を焚き火で炙りながら、少し離れた位置の川を眺めながら呟いた。炙られた肉は、焼ける音と良い匂いを漂わせながらゆっくりと色を変えていく。あの後、やれ火付けだ、やれ肉の切り分けだ、薪の追加だ、何だかんだとやっている内に、気づけば太陽はまた沈み、夜の闇が辺りを包み出していた。


「うめぇ」


焼けた肉を貪りながら、今後の事を考えていた

残った肉の保存はどうするか、このままテントで暮らすのではなく家を建てるのか、今はまだ出会ってはいないが他の野生生物…それこそ、凶暴な肉食動物に出会ってしまったら…色々とやる事、考える事は山積みだ。


「生きるっていうのは、大変だな」


心底思い知った、恐らく明日は筋肉痛は免れない。残った肉は干し肉にでもするか…それとも、焼いてしまうか…また明日、考えよう。残った肉は、また洗ったビニールシートに包んである。気温も高くないので、すぐには痛まないだろうが…早いところ何らかの処理をしないとダメになる。

だが…疲れた、シンプルに疲れてダルい。ある程度肉を食って腹が膨れてきたら、眠気が襲ってきた。


「取り敢えず明日は…まず服の洗濯だな…川で水洗いして…物干しでも作るか…」


1日1日、やるべき事が増えていく気がするが、充実していた。生きている…シンプルに、文明の力をまだかなり頼ってはいるが、それでも前の世界での生活よりシンプルに生きている。そう思うと、明日が楽しみにもなってきた。肉を食い終え、出た骨をそのまま焚き火に放り込み、薪も少し足してから、俺はテントに戻って眠る事にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ