アラシールド
よう子は、歩道脇の花壇を見ながら歩いていた。
「彼岸花って、なんだか悲しいですね」
「悲しい・・?」
「はい。なぜか、いつもそう感じるんです」
「悲しい、、ねえ・・・?」
「ショーケンさんは、どう思います?」
「別に・・・ただ、鮮やかな赤が綺麗だなあ~~、としか」
「そう、その鮮やかな赤が、とっても悲しいんです」
「そうなんだ?」
「無理して、見栄を張って生きてるようで」
「無理して、見栄を張って・・」
歩道の紅葉のかけらが、風と踊っていた。
「冬がやってきますねえ」
「そう・だね」
救急車が、サイレンを鳴らしながら通り過ぎて行った。
「最近、救急車、多いなあ~~」
「きっと、ワク打ちの人だと思います」
「えっ?」
「ワクチンの副反応や後遺症です」
「それって、けっこう多いんだ?」
「はい。忍者隊月光の風間さんが言っていました」
「てっきり、ウイルス感染かと思っていたよ」
「ウイルス感染よりも、多いそうです」
「へ~~~え」
「風間さんは、ワクチン感染。と言ってました」
「ワクチン感染!」
「ワクチンは一つのウイルスだけに効いて、他のウイルスには、まったく効かないそうです。逆に、呼び込んで、おまけに増やしてしまうそうです」
「へ~~~え!そいつは驚きだ」
「だから、変異したウイルスにかかりやすくなるんです」
「本末転倒だね」
「救急車の隊員も大変です」
「防護服を着て、大変だよなあ」
「救急車の隊員は防護服は来ていません。5アラを飲んでいます」
「5アラ?それを飲めば大丈夫なんだ?」
「はい。長崎大学の研究では、百%、ウイルスの侵入を防いでくれるんだそうです」
「どんなウイルスでも?」
「はい」
「それは凄いねえ~~!」
「忍者隊月光の人も、みんな飲んでいます」
「それって、予防薬?」
「予防にも、治療んにも使われています。薬ではなくって、アミノ酸です」
「アミノ酸?」
「生命の根源的なアミノ酸で、動物にも植物にもあります」
「植物にも?」
「はい。植物にも、弱ったときに使われています」
「植物も元気にするんだ?」
「動物においては、各細胞を元気にして、代謝や免疫力を上げる働きがあります」
「それ、いいねえ~~」
「アミノ酸なので、副作用などはありません」
「それ、どこでも売ってる?」
「アラシールドという名称で、どこにでも売られています」
「値段は高いの?」
「30日分30錠で、千五百円くらいです」
「やすいねえ~~」
「私も、両親も飲んでいます」
「わたしは代謝を上げて痩せるために、父は血糖値を下げるために、母は若返るために飲んでいます」
「すごいねえ~~」
「勿論、ウイルス感染予防のためにでもあります」
「俺も、早速買おう!」
「ワクチン副反応や後遺症にもいいんですよ」
「どこで売ってるの?」
「役場の売店で売っています。楽天ショップやヤフーショップでも、売っています」
そよ風になって、雲が去って、晴れ渡ってきた。
「もっと、5アラのこと知りたいなあ~~」
「詳しくは、5-ALA 長崎大学、で検索してください」
「了解!」