すみれ&あゆみ
すみれの乗った電動カートは、ドーム村の入り口で停まった。
祖母「あら、こんなところに、お地蔵さんがいるわ」
すみれ「ほんとうだ!」
福之助「お地蔵さん、喋るんですよ」
すみれ「ほんとう?」
地蔵菩薩「こんにちわ」
「わあ、ほんとうだ!」
「ドーム村へ、ようこそ」
「お地蔵さんは、何歳ですか?」
「わたしは、石なので、歳を取りません」
「それはいいですねえ」
「お嬢ちゃんは、何歳ですか?」
「5歳でえす」
「若くて、いいですねえ」
「とっても若いでえす!」
福之助
「まだ、御地蔵さんと、話しますか?」
「もういいわ。福ちゃんの、お家に行きましょう」
・・・
「ここが、きょん姉さんと僕の家です」
「うわあ、ヘルメットみたいな家だわ!」
「おもしろいでしょう」
「おもしろいわ~~」
「中に入りますか?」
「その前に、全部のドームハウスを見てくるわ」
「いいですよ。ここで待ってます」
公園で、あゆみとドームが遊んでいた。
「ばあちゃん、あそこに行って」
「あいよ」
・・・
すみれ「こんにちわ~~!」
あゆみ「こんにちわ~~~」
「この犬は、ロボットですか?」
「そうです。ロボットです」
「名前は何て言うの?」
ドーム「ドームです」
「わ~~~あ、犬が喋ったわ~~!」
「わたしは、あゆみです。涌井あゆみ」
「わたしは、伊集院すみれ。よろしくね」
祖母「わたしは、長尾理絵と言います。こんにちわ」
あゆみ「どこから来たんですか?」
すみれ「一条院の近くの、たんぽぽ工房から来ました」
「ふ~~ん・・」
「知ってる?」
「知らないわ。でも、一条院なら知ってるわ」
「一条院の近くです」
「何しに来たの?」
「福ちゃんのドームハウスを身に来ました」
「ふう~~ん、すみれちゃんは、何歳?」
「5歳です。あゆみちゃんは?」
「6歳よ」
祖母「わたしは、73歳よ」
すみれ「ここで、何してるの?」
「ドーム君と遊んでたの」
「わたしも、ドーム君と遊びたいわ~~」
「すみれちゃん、将棋できる?」
「できるわ。わたし強いのよ」
「ほんとう!?」
「お父さんが強いの。毎日、やってるわ」
「わたしも強いのよ」
「ほんとう!だったらやりましょうよ」
「いいわよ、今からやりましょう」
「どこでやるの?」
「わたしのドームハウスで」
「やりましょう!やりましょう!」
福之助が、手を振っていた。
すみれ「福ちゃんが待っているんだわ。教えてあげなくっちゃ」
あゆみ
「ドーム君、福ちゃんに知らせてあげて」
ドーム「分かりました」




