瞬間蘇生の術
老人の男がやって来て、よう子が歌って前で倒れ込んだ。
よう子「どうしたの、おじさん!?」
「くっ、苦しい!」
「どこが苦しいの?」
「心臓が・・・」
アキラが、老人の心臓に手を当てた。
「兄貴、動いてないよ!」
「きえ~~~~い!」
突然、奇声が発せられた。アキラの背後に、忍者隊月光の風間が立っていた。
「もう、大丈夫です」
アキラは、再度、老人の心臓に手を当てた。
「動いてる!」
老人は、閉じていた目を開けると、喋った。
「あ~~、楽になったよ。死ぬかと思った」
風間「ワクチンのスパイクたんぱくで、心臓が弱っています。急いで病院に行ったほうがいいですよ」
「はい、そうします」
「歩けますか?」
老人は、よろよろと立ち上がった。が、アキラにしがみついた。
「無理みたいですねえ。隊員に車椅子を用意しましょう。
電話をすると、すぐに隊員が、車椅子を押して、金剛峯寺の正門からやって来た。
隊員「何かあったんですか?」
「この人、ワクチンで心臓が弱ってる、病院まで運んでくれ」
「はい、分かりました!」
アキラ
「風間さん、凄いなあ~~!今のも風魔忍法?」
「そうです。瞬間蘇生の術です。遠隔気功です」
「いやあ、驚いた!」
「一時的に救命する術です。病気そのものは治せません」
よう子
「さすが風間さんだわ。大したものだわ」
「最近、ああいう人が増えているんですよ。救急車で運ばれている人は、ほとんだがワクチン病の人です」
「やっぱり、そうなんですねえ」
「去年よりも、十万人も増えているんですよ。変死者が」
「恐いですねえ~~」
「生活困難者は、その百倍と言われています」
「やっぱり、悪魔のワクチンだわ」
「そうです。悪魔のワクチンです」




