地底人
次に日は、朝から快晴だった。
アキラ「3人でやるのは、久し振りだねえ」
「そうだなあ」
「アキラさんがいなくって、寂しかったわ」
「また~~あ、いないほうが良かったんじゃないの?」
「そんなことはないわよ」
スケボーに乗った、1mくらいの緑色の人間が、3人を追い越して行った。
アキラ「なんだ!?」
よう子「地底人だわ!」
「地底人!?」
ショーケン「今のは人間じゃあなかったよ、ロボット」
「じゃあ、忍者部隊の新しいパフォーマンス・ロボットだわ」
アキラ「地底人の?」
「世界中で、緑色の皮膚の小人が目撃されているの。地底人と言われているの」
「へええ、そうなんだ」
ショーケン
「あれは、びっくりするな」
「そうだよ。年寄りには、心臓に悪いよ」
「今度、アニーさんが来たら、言っておきましょう」
アキラ「アニーに?」
「あら、どうしたの?アキラさん?変な顔して?」
「いや、何でもないよ」
「風間さんでも、いいんですけど」
「地底人って、日本にもいるの?」
「北海道や、北アルプスで目撃されています。高野山にも、いたと言われています」
「だから、ここに地底人を見せるんだ」
「そうだと思います。もともとは宇宙人だったそうですよ」
「宇宙人?ほんと?」
「はい。空海も卑弥呼も宇宙人だったとか」
「へええ~~」
「というか、宇宙人の遺伝子が組み込まれた人間」
「どうやって組み込むの?」
「遺伝子改造ワクチンだそうです」
「じゃあ、今やってることと同じじゃん」
「でも、今やってるのは、人間を奴隷にする、悪魔のワクチン」
「大違いだねえ。で、その宇宙人は、どこにいるの?」
「地底にいるんだそうです」
「今も?」
「はい、今も」
「それが、緑色の小人の地底人?」
「はい」
「どうして、地底にいるの?」
「太陽の光が強すぎるんだそうです」
「面白いけど、信じられない話だなあ」
「わたしも、そう思います」
「ワクチンでゾンビ人間ってのも、信じられない話だけどねえ」
「そうですねえ」
「でも、こっちは、現実に起こってることだからなあ」
「恐いですねえ」
「今日は、日本人が多いねえ」
「じゃあ、日本人の歌を」
よう子は、いつものベンチで、加山雄三の旅人を、ギターを弾きながら歌いだした。
アキラ「ワクチンで元気のない人、焼き芋食べたら、元気になるよ~~~!」
それを聞いた、日本人の観光客や御遍路が、どんどん焼き芋を買い始めた。
ショーケン「アキラ、上手いなあ~~」
よう子「さすが、アキラさんだわ」
「焼き芋には、リンゴ10個分のビタミンCが 入っているんだよ~~。免疫力が上がるよ~~~」
「アキラ、ほんとかよ?」
「ほんとだよ。ワクチンよりも自然免疫!焼き芋で自然免疫を高めましょう~~!」




