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皆既月食の日

きょん姉さんのドームハウスを出ると、いつの間にか6時になっていた。

よう子「今日は、140年振りの皆既月食の日って言ってたわ」

ショーケン「テレビで、そう言ってたねええ」

「6時15分って言ってたわ」

「もうすぐだよ」

二人は、月を見た。

「うわあ、もうすぐだわ!」

「ほんとだ!」

涌井親子とドームが、公園のベンチに座って、月を眺めていた。

二人は、公園に向かった。

よう子

「涌井さん、あゆみちゃん。ドーム君、こんにちわ」

涌井親子、ドーム、ほぼ同時に「こんにちわ」

ショーケン「お月見ですか?」

涌井いづみ「はい、今日は月食なもので」

「そうですねえ」

あゆみ「お月さんが、消えて無くなるんだって」

よう子「そう、地球の影になって、見えなくなるのよ」

「だいぶ無くなってきたわ」

月は、右側から消え、3分ほどで完全に消えてしまった。その後、3分ほどで、元の満月に戻った。

あゆみ「うわあ~~、面白かったわ~~~」

救急車が、サイレンを鳴らして走っていた。

よう子「また救急車だわ」

ショーケン「最近、多いねえ」

「きっと、ワクチン急病人だわ」

「そうだねえ、悪くなる前に、病院に行けばいいのにねえ」

涌井いづみ

「最近、高野山大学も、病人が多いんですよ」

よう子「そうなんですか」

「特に、ワクチンを打っている、外国の留学生が」

「ワクチンは、留学の最低条件ですからねえ」

「そうなんです」

あゆみ

「アキラさんが、ワクチンを打つと病気になるって言ってたわ」

「そうなのよ、あゆみちゃん」

「なんで、そんなもの打つのかしら、馬鹿みたいだわ」

「みんな騙されているのよ」

「ママは打っていないわ」

涌井いづみ

「高野山大学の先生も生徒も職員も、みんな打っていないんです。その代り、アラシールドを飲んでいます」

「それはいいわ」

あゆみ

「ママは、子供は飲まなくても、大丈夫って言ってたわ」

「そうなのよ、あゆみちゃん。子供は、身体にアラが沢山あるから、飲まなくても大丈夫なの」

「そうなんだ」

「中学生は?」

「17歳くらいまでは、沢山あるの」

「ふ~~~ん」

ドームが「あら、そうですか」と言った。

みんなは笑った。

あゆみ「ドーム君、ときどき変な駄洒落を言うの」

よう子「おもしろいねえ~~」

涌井いづみ

「ドーム君の御蔭で、あゆみも私も元気になって、本当に感謝してるです」

「ほんとうに、良かったですねえ」

あゆみは、ドームの頭を撫でていた。ロボット番犬ドームは、首を振りながら、公園の周りを、鋭い視線で見ていた。



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