瞬間移動装置
よう子とショーケンが、ドームハウスに辿り着くと、隣のドームハウスの前で、10人ほどの男たちが、玄関前に腰を落として、座り込んでいた。
よう子「君たち幻魔教団の人達でしょう。こんなところで、何やってるの?」
「教団長を待っているんです」
「毬藻さんを?」
「はい」
玄関が開き、高田今日子と毬藻が出て来た。
よう子「毬藻さん、こんにちわ」
「やあ、小島さん。ショーケンさんも。今、お帰りですか?」
「はい、そうです」
ショーケン
「ここで、何かあったんですか?」
「いえ、ちょっと、根占さんのことが気になったもので」
「気になった?」
「食事とかは、どうされてえるのかなあ?と思いまして」
よう子
「高田さんは、宇宙人から毎日送られて来るとか言ってましたよ」
「そうらしいですねえ」
高田今日子
「毎日、電子レンジの中に送られて来るんです」
よう子「電子レンジの中に?」
毬藻「瞬間移動装置だと思います。では、わたしはこれで失礼します。何か困ったことがありましたら、いつでも連絡してください」
毬藻たちは、頭を下げると、帰って行こうとしたが、立ち止まった。
「ショーケンさん、支払われてから言おうと思ってたんですが、小池病院、賠償金を支払うそうです」
「ええ~~~え、本当ですか!」
「明日、麻田さんの口座に振り込むそうです」
「それはあ凄いや!さすが毬藻さんだ!」
「明日、本人に連絡して、確認してください」
「はい、確認します!どうもありがとうございます!」
よう子「どうもありがとうございました!」
「じゃあ、わたしたちは、これで」
毬藻たちは去って行った。
きょん姉さん「賠償金って、何ですか?」
よう子「麻田さんの母親がワクチンで亡くなったんんですよ。それの賠償金です」
「そんなことがあったんですか」
よう子
「高田さん、その電子レンジ、見せてくれませんか?」
「いいですよ」
よう子とショーケンは案内された。
よう子「これですか・・」
ショーケンも神妙な顔で見ていた。
「この、送信というボタンは?」
「こちらから送るときに押すんです」
よう子「こちらから送ることもあるんですか?」
「時々、アラシールドを頼まれます。今日も」
「だから、さきほどアラシールドを?」
「そうなんです」
ショーケン「アラシールドって、宇宙人にも有名なんだ」
きょん姉さん「そうらしいです」




