君たち、何の話、してんの~~?
朝がやって来た。よう子がやって来た。
「おはようございま~~す」
腰に手を当てていた。
「どうしたの、腰でも痛いの?」
「ちょっとね、大したことないは」
「それならいいんだけど」
「大丈夫です」
「腰は三日くらいかかるよ」
「そうみたいですね」
「歩けるなら大丈夫だよ」
「歩けます!」
「無理な事やったんじゃないの?」
「無理な事?」
「重いバーベル持ち上げた、とか?」
「いいえ」
「フラダンスをやったとか」
「やりました、フラダンス、昨日」
「どのくらいの時間?」
「1時間くらいかなあ?」
「それだよ!」
「そうかも知れませんねえ」
「ちょっとやって見せてよ」
「今ですかあ?」
「ちょっとだけ、腰が痛く無かったら」
やって見せた。
アキラ「おお、いいなあ~~」
すぐに終わった。
「朝から、いいもの見たねね、兄貴」
「そうだな・・」
よう子
「アキラさんは、彼女とうまくいってるんですか?」
「まあね」
「今度、紹介してくださいよ」
「そのうちにね」
「わたしの知ってる人?」
「へへへ~~、内緒!」
「ワクチン打った人とは、エッチしないほうがいいわよ。変な病気が移っちゃうから」
「知ってますよ、スパイクたんぱくだろう」
「そう」
ショーケン
「じゃあ、そろそろ出掛けようか」
3人は、ヘルメットをかぶり、ワク打ち金槌人間や、ワク打ち運転手のボケ事故に注意しながら出掛けて行った。
アキラ「今日は、いい天気だねえ」
「いい天気で良かったよ」
「そうだね~~」
ショーケンとよう子がリアカーを引き、アキラが後ろから押していた。
多少、坂道だったが、電動なので、楽に登っていた。
「アキラ、後ろからの、ワク打ち運転手の追突に気を付けろよ」
「わかってる、後ろを見ながら押してるよ」
平行2輪走行の道案内犬ロボット・ゴンが「ワクチンを打った人による交通事故が増えています、注意してください!注意してください!」と言いながら、歩道を移動していた。
「メッセンジャーRNAワクチンって、とんでもないワクチンだね」
「猫の動物実験で、みんな死んでしまったワクチンなのよ」
「猫が可哀想だねえ。愚かな人間のために」
「何が起きても、ワクチン会社は、一切責任を取らない契約を、厚労省はしたんですって」
「ひどい話だねえ。国民を無視いして、馬鹿にしてるよなあ」
「その代わりに、ワクチン会社からは、莫大な資金が入るんですって」
「結局、金か。ひどい世の中になったもんだ」
「今度のワクチンで、普通の生活できなくなった人が、たくさん出ています」
「そっちのほうが、大問題だよなあ」
「百年前までは、ワクチンなんか打たなくても、人間は自然の免疫だけで、何十万年も生きてきたんですから。大丈夫なんです」
「そうだよな~~」
二人は、前方に注意して、ちょくちょく左右を見ながら歩いていた。
高野山の鐘が、朝の9時を告げていた。
老婆が、ニワトリを引いて歩いていた。
「ここの人って、面白いねえ」
「そうですねえ」
「こんなところで、卵を産んだら大変じゃないかなあ?」
「どうしてですか?」
「割れるんじゃないの」
「そうですねえ、でも、ゆで卵は、テーブルに落として割ると、綺麗に剥けるんですよ」
「へえ、そうなんだ!今度、やってみよう」
「あなたのは、むかなくっても、綺麗に剥けてるけどね」
「えっ、何の話?」
「あそこの話」よう子は、いたずらっ子みたいに笑っていた。
「よう子って楽しいね。そういうところが好きだよ」
「いつも剥けてて、痛くないの?」
「別に。逆に気持ちいいよ」
「へええ」
「明石家さんまが、ときどき股間を触ってたでしょう?」
「ええ」
「あれって、亀頭をこすると、元気になるんだよ」
「へええ、初めて知ったわ」
「男でないと分からないよ」
「最近、元気のない、ぼ~~っとした若い男性って多いよね」
「あれはねえ、包茎なんだよ」
「関係あるんだ?」
「剥けてないから、亀頭が鍛えられてなくって、ああなるの」
「じゃあ、剥けば治るんだ?」
「そう。精神科に行っても治らないの」
アキラが、後ろから怒鳴った。
「君たち、何の話、してんの~~?」
金剛峯寺に着いた。
「たまには、他の場所に行ってみない?」
「面倒だから、ここでいいよ」
朝から、救急車が走っていた。
「いやあねえ、また、ワクチン病かしら?」
「だろうねえ~~」




