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悪魔祓いの儀式

玄関のチャイムが鳴った。

「誰だろう、こんな時間に?」

「高田今日子でええす!」

「きょん姉さんか」

急いで、玄関のドアを開けた。

「どうしたんですか?」

「福之助から聞いたんですけど、小島さんが襲われたとか?」

「ええ、そうなんですよ。さきほど痴漢に」

小島よう子がいたので、きょん姉さんは驚いた。

「あら、よう子さん。いらしたんですね」

「はい、傷の手当てをしてもらってたんです」

「どこを怪我したんですか?」

「胸の下あたりと、足首をちょっと。大したことはありません」

「それは良かったですねえ」

「福ちゃんが最初に来てくれました。ありがとうって言っておいてください」

「そうなんですってねえ。言っておきます」

「わざわざ、ありがとうございます」

「その痴漢、悪魔が誘導したのかも知れませんねえ」

「悪魔?」

「悪魔が近くにいるそうですよ」

「えっ?」

「福之助が言っていました。悪魔と戦っている兄弟に合ったそうです。今、転軸山公園で戦っているそうです」

「転軸山公園にいるんですか?」

「篠原さんも、そう言ってたそうです」

「ひでちゃんも?」

「ワクチン人間は、理性がなくなっています。だから。悪魔に誘導されやすくなるんだそうです」

「こわいですねえ」

「これからも、気を付けたほうがいいですよ」

「そうですねえ。そうします」

「よう子さんとショーケンさん、恋人同士ですか?」

「ええ、まあ」

「じゃあ、お邪魔だったですね」と言い残し、帰って行った。

「僕たち、恋人同士だったの?」

「はい、今日から」

二人は笑っていた。

「悪魔かあ?」

「そう言えば、いつもの空気じゃなかったような・・」

「そう?」

「悪魔は、愛を嫌うの」

「そうなんだ」

「さあ、悪魔祓いの儀式をしましょう!」

「悪魔祓いの儀式?」

「ベッドの上で、愛の儀式を」

「そういうことか・・」


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