ベージュ色のブラジャー
「立ったままのほうが、見やすいでしょう?」
「まあね」
よう子は、トレーナーを脱ぐと、ベージュ色のブラジャーを外した。
形のいい、絵に描いたような綺麗な、おっぱいだった。
「おお、いいねえ~~~」
「いいねえじゃなくって、ちゃんと見てよ」
「はい、はい」
「下のほうが痛いの」
「下の方って?毛の生えてるあそこ?」
「いやあねえ、おっぱいの乳首の下よ、あそこじゃないわよ」
ショーケンは、右手で、両方のおっぱいを持ち上げて観察した。
「ああ、感じる・・」
「本当?」「じょうだんです」
「よく見たけど、大丈夫みたいだよ」
「乳首は?・・」
「左側の乳首の周りが、赤くなってる・・」
「そこらへんが痛いの」
「じゃあ、オロナイン軟膏でも塗っておこう」
「おねがいします」
ショーケンは、持って来て、手を洗ってから、中指で優しく塗ってやった。
「ああ~~~!感じちゃった」
「敏感だねえ、大丈夫?・・」
「大丈夫じゃなかったら、どうするの?」
「どうしようかなあ?」
「大丈夫です。ちょっと興奮しちゃっただけです」
「そうみたいだったねえ」
「ありがとう、ブラジャー、つけてくれません」
「ああ、いいよ」
「このことは、両親には言わないでください。心配するので」
「分かった!」
「治療、また、おねがいします!」と言うと、ショーケンの頬にキスをして、帰って行った。
「また、おねがいします!かあ、まいったなあ」
風呂場から、アキラが叫んでいた。
「兄貴~、誰か来てんの?」
「うん、今、よう子ちゃんが来てた」
「あっ、そうなんだ」
アキラは風呂から上がると、
「何かあったの?」
「よう子ちゃんが、痴漢に襲われたんだって」
「いつ?」
「いま、さっき」
「ええ~~!ほんとに?」
「ああ、本当だよ」
「アニーに連絡するよ!」
アキラは、スマホから、アニーに連絡した。




