俺も手伝うよ
福之助
「姉さん、博多には帰らないんですか?」
「帰らなくっていいの」
「どうしてですか?」
「ここに住むの」
「え~~~?」
「引っ越しよ」
「まじ~~~~?」
「まじだよ~~」
「じゃあ、今日からここで?」
「うん、そうだよ」
「あゆみちゃんの家ですか?」
「違うよ、9番のドームハウス」
「9番?」
福之助は、9番のドームハウスを見て、指差した。
「あそこですか?」
「そうみたいだねえ」
隆二がやって来た。
「お待たせ~~~、掃除をするから、高田さん、手伝って」
アキラ
「きょん姉さん、ここに住むんだって!俺も手伝うよ」
ショーケン
「俺も手伝うよ」
よう子
「わたしも、手伝います!」
あゆみ
「わたしも~~~!」
幻魔教団の連中がやって来た。
毬藻「どうしたんですか、皆さん?」
隆二「この方が、ここに住むことになりましてね。家の掃除と整理を、これからやるんですよ」
きょん姉さん
「お久し振りです、毬藻さん」
「いやあ、この前の取材の方ですね」
「はい、そうです」
「じゃあ、わたしたちも手伝いますよ」
幻魔教団の連中は、毬藻を含めて、5人だった。
掃除は始まった。1時間ほどで終わった。
隆二
「さすがに早かったねえ~~!」
よう子「そうですね~~」
きょん姉さんは、頭を下げた。
「みなさん、どうもありがとうございました」
毬藻
「いやあ~~、ちょうどいいところに来て、良かったよ」
きょん姉さん
「毬藻さん、幻魔教団の皆さん、どうもありがとうございました」
「なあに、わたしたちのことを、取材してくれた、お礼ですよ」
隆二は、頭をペコリと下げた。
「はじめまして、わたしは、ドームハウスの責任者の、程塚隆二です」
毬藻も、頭をペコリと下げた。
「わたしは、幻魔教団の教団長の、毬藻です」
「夕食は、?」
「これからです」
「じゃあ、ここで、すき焼きを食べていきませんか?」
「えっ?」
「公園のテーブルか、9番のドームハウスで」
「いいんですか?」
「はい」
「せっかく掃除をしたのに悪いから、公園で」
「じゃあ、教団の皆さん、わたしの家まで、道具と食器と食材を取りに来てください」
アキラ「俺たちは?」
「自分の食器だけ持って来て。よう子ちゃんも、あゆみちゃんもね」
隆二は、毬藻と教団の連中を案内した。すぐに戻って来た。
「ここで、適当にやっててください。わたしは、食材が足りないので、クルマで調達してきますので」
アキラ
「俺も、一緒に行くよ」
ショーケン
「じゃあ、俺も、炊飯器の御飯もってくるよ」
よう子
「わたしも持って来ます」
あゆみ
「わたしも~~、持って来ま~~~す!」
福之助は、ポットの湯を、ティーポットに注いでいた。
「みなさん、温ったかい御茶です。どうぞ」全員に配った。
福之助とドームは、なぜか、しょんぼりとしていた。
きょん姉さん
「どうしたんだい、福之助?」
「人間はいいなあ~~。食べられて」
「なんだ、そんなことか」
「われわれドボットは、つまんないなあ」
「ドボット?、、ロボットだろう」
「ドボット、、あれえ、おかしいなあ?」
「言語障害かい?」
「そうらしいですねえ」
「ウイルスかい?」
「この前、ワクチン打ったんだけどなあ・・」
「どんなワクチンだい?」
「無料の、フリーワクチンです」
「たぶん、それが原因だな」
「有名なワクチンなんですがねえ」
「改悪して、ばらまいてる奴がいるんだよ」
「悪い奴ですねえ」
「悪い奴は、どこにでもいるの。油断大敵なの」
「そうなんだ~~」
ドーム
「僕は、悪い奴は、態度で分かります」
きょん姉さん「さすが、番犬ロボット!」




