表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/70

伊集院すみれ

よう子が歌い始めると、朝方の少女と祖母がやって来た。

祖母「みなさん、こんにちわ~~」

少女「こんにちわ~~~」

少女と祖母は、ヘルメットをかぶっていた。

アキラ「こんにちわ。いいヘルメットだねえ」

ヘルメットには、絵が描いてあった。

「ママが、危ないから、かぶっていきなさい、って」

「綺麗な絵だねえ」

「パパが描いたの」

アニメ風の絵だった。「上手いねえ~~」

「パパは、絵を描いて、売っているの」

「へええ、絵描きさんかあ、凄いねえ」

「ヘルメットにも、絵を描いて売ってるの」

祖母のは、コスモスの花だった。

ショーケン

「それいいなあ~。欲しいなあ~~」

少女「1つ、3千円です」

「安いねえ、3つ欲しいなあ」

「いいですよ」

祖母「ヘルメット代が2千円で、簡単な絵が千円になっています」

「簡単な、焼き芋の絵がいいなあ」

祖母「それだったら、千円だと思います」

「じゃあ、それを、おねがいします」

少女「ヘルメットの色は、白ですか?」

「そうだねえ、白でいいよ」

「わかりました。どうもありがとうございま~~す!」

少女は、頭を下げた。

「じゃあ、パパは3時に帰ってきますので、打ち合わせに、後で来てください」

ショーケン「わかりました~~」

アキラ「すごいねえ、打ち合わせ、って言葉、知ってるんだ!」

少女「知ってま~~~す」

祖母は、3人に名刺を渡した。名刺の裏には、地図が印刷されていた。

「たんぽぽ工房といいます。一条院の脇を入って、五十メートルほどのところにあります」

「たんぽぽ工房ですね、分かりました」

少女「アキラさん、焼き芋を2つください」

「おっ、僕の名前、知ってるんだ?」

「そっちの、かっこいい人が、アキラって言ってたもん」

「お嬢ちゃんの名前は?」

「すみれ、よ。伊集院すみれ」

「いい名前だねえ」

祖母「わたしは、長尾理子さとこと申します」

少女「そっちの、かっこいい歌手みたいな人は?」

アキラ「ショーケン」

「ショーケンさん?」

「そう」

「こっちの歌の上手い、おねえさんは?」

アキラ「よう子ちゃん」

「よう子おねえさん・・」

「そう」

よう子は、微笑みながら歌っていた。

アキラ「この人はねえ、本当は歌手なんだよ」

少女「とってもかっこいいから、そう思っていたわ」

ショーケン「そうか?どうもありがとう!」

「じゃあ、なんか歌って」

「アキラ、売り場、ちょっと頼む」

「あいよ」

「よう子ちゃん、ギターで1曲だけ歌わせて」

「いいですよ」

ショーケンは、また、ストーンズの悲しみのアンジーを歌い始めた。今度は日本語で、


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ