移住宇宙人
アキラ「悪魔って、何だろう?」
よう子「さああ?高野山忍者隊も、そこまでは分かってないんじゃないかしら」
「やっぱり、宇宙人かなあ?」
「さああ?どうなんでしょう」
「瞬間移動のできる、五次元宇宙人とか?」
「アキラさん、詳しいですねえ~~」
「若い頃、SFが好きだったんだ」
「へ~~~え、見かけによりませんねえ」
「やっぱり、そんなのはいないか」
「移住宇宙人だったら、いるかもしれませんね」
「移住宇宙人?」
「帰れなくなって、地球人になった宇宙人」
「う~~~ん、それは、あり得るかもね」
ショーケン
「君たち、面白いね」
「兄貴、どう思う?」
「思いつくのは、悪魔崇拝のディープステートくらいだな」
「なに、それ?」
「危ない物で、金儲けしている連中だよ」
「危ない物って?」
「武器とか、麻薬とか、偽ワクチンとか」
「偽ワクチン?」
「ただの食塩水を、ワクチンと称して売るんだよ」
「それは悪どいねえ」
「原料が、ただ同然だから、儲かるんだよ」
「調べないの?」
「特許だから、調べられない。成分も知らせる必要が無い」
「そうなんだ~~」
よう子
「ショーケンさん、詳しいですねえ」
「以前、テレビでやってた」
「兄貴も、テレビ観るんだ?」
「今は、ネットばかりで、ほとんど見ないけど、昔はよく観てたよ」
「でも、金儲けだったら、病気にしたり、殺したりしないんじゃない?」
「そうだなあ」
「そんなことしたら、商売できなくなるよ」
「そういうことだな」
「じゃあ、やっぱり宇宙人。移住した宇宙人?」
「そういうのが、本当にいるのかなあ?」
よう子
「きっと、毬藻さんだったら、知ってると思うわ」
日が沈もうとしていた。
「あっ、UFOだわ!」
アキラ「どこ、どこ?」
「あの雲の横」
「見えないな~~」
「あっ、消えちゃった」
「ほんとに見たの?」
「見ました。わたし、視力、両眼ともに、2.0なんです」
肌寒い風が吹いていた。
「ドームハウスを見に来てるんだわ」
「えっ?」
「故郷の家に、似てるの。ここのドームハウスが」
「どうして分かったの?」
「そういうテレパシーを感じたの」




