表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/70

火花が散った

ショーケン

「なんか、気分が滅入って来た」

よう子はギターを持っていた。

「ジョージ・ハリスンのバングラデッシュ、上手かったねえ。ここで、また歌ってくれる?」

「いいですよ」

よう子は、ベンチに座ると、ギターを弾きながら、英語で歌い始めた。

そこへ、アキラが帰って来た。アキラの後から、幻魔教団の連中もやって来た。先頭には、教団長の毬藻がいた。

アキラ

「おっ、バングラデッシュだ!よう子ちゃん、やっるね~~」

毬藻は、ショーケンと目が合うと、軽くおじぎをした。ショーケンも、軽く頭を下げた。

ショーケン「さきほどは、どうも」

「彼女、上手いですねえ」

毬藻も黙って聴き始めた。他の者も、彼女を見ながら、黙って聴いていた。アキラは、音楽に合わせて手拍子を打ち始めた。

やがて、歌は終わった。みんなは拍手をした。

アキラ

「よう子ちゃん、上手いね~~。天才だね~~」

ショーケン

「今日は、これで、すぐに売れ切れたよ」

「それは凄いや!これじゃあ、売れるよ」

毬藻

「これじゃあ、売れますよ」

アキラ

「兄貴、動画、撮ってきたよ」

「じゃあ、後で観る」

「すごかったよ、毬藻さん」

毬藻

「安心してください。紳士的に交渉してきましたから」

ショーケン

「大変感謝しています。ありがとうございます」

「賠償金は、まだですが、手ごたえを感じました。先ずは、先制のジャブってところです。明日からは、本格的に行きますので」

「よろしくおねがいします!」

「帰りに、軽く、病院の近くで、お経を唱えてきました」

「お経ですか?」

「小池病院にワクチンで殺されました!と」

「ははは、なるほど」

「明日からは、町中を回りますよ」

「それは、凄い!」

「兄貴、その、お経の動画も撮ってきたよ。凄いんだ」

「そうか、それも、後で観るよ」

よう子

「わたしも見たいわ」

「いいよ。今、見せてあげる」

アキラは、自分のスマホを手渡した。

「そうか、よう子ちゃんの、今の動画も撮っておけばよかったなあ」

「バングラデッシュの?」

「きっと、視聴者数が増えるぞ~~」

「そうですか?」

毬藻

「最近、ワクチン死が増えてるんですよ」

ショーケン

「そうなんですか」

「間違いなく、殺人ワクチンです。3年以内に死ぬ薬物兵器です」

「3年以内に死ぬんですか?打った人、すべて?」

「はい、死にます」

アキラは二人のはなしを聴いていた。よう子は、スマホの動画を見ていた。

毬藻「そちらの方、歌もギターも、お上手ですねえ。お名前は?」

よう子「わたしですか?よう子です。小島よう子」

毬藻の鋭い目は、よう子の目を見ていた。よう子も見返した。二人の鋭い視線がぶつかり、火花が散った。

毬藻「超能力者!」

よう子「宇宙人・・」

「えっ、わたしが、宇宙人ですか?そんな馬鹿な」

毬藻は笑っていた。ショーケンもアキラも笑っていた。

よう子だけは、笑っていなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ